サン・セバスティアンへ着いてホテルへの道を探しているときのこと。車両通行禁止のため、なかなかホテルへたどり着けず、ホテルの方へ連絡すると、雨の中、従業員のおじさんがわざわざ迎えに来てくれました。
道が分かりにくいからと、駐車場まで助手席に乗って道案内してくれた親切なおじさん。ただ、英語が分からないようで、主人が英語で話してもスペイン語(笑)。しばらく英語を貫いていた主人もついには英語をあきらめ・・・フランス語に!?
おじさん、英語よりは語源が同じフランス語のほうが理解できるのか、二人の会話はフランス語&スペイン語に。聞いているこちらは、よくまぁこれで会話が成り立つものだと感心すると共に、面白くて仕方なかったです。わが夫ながらすごいなぁと思わずにはいられませんでした(笑)。言葉なんて手段に過ぎないんですね。
また、レストランでも英語が通じないならこれだ!!と口から出てきたのはイタリア語!?。なぜイタリア語??数字だけだったのですが、思わず「それはイタリア語だよー!!」と言ってしまいました(笑)。確かに似てますけどね。。。
そして、そんな主人の娘はというと、こちらもホテル滞在中にホテルの方(前記のおじさんじゃないです)と大の仲良しに。
今回泊まったホテル、とっても小さいホテルで、たぶん家族経営?アパルトマンの一室をホテルに改装したようなところで、ホテルの方は娘ちゃんと同じくらいの女の子のママさん、娘さんと旦那様も受け付けの後ろのお部屋にいました。(初日のおじさんは娘さんのおじいちゃんかな?)
お部屋はちょっと狭かったけれど、新しくてきれいな上に、毎日きちんと掃除してくれて、冷たいペットボトルのお水も無料で好きなだけ取ることができて、とっても快適でした。
娘ちゃん、ホテルの方に「アジア人のお友達は初めてよー」と言われ、ずいぶん色々と遊んでもらいました。受付で電話対応の真似をしては「bonjour」「au revoir」と言ってみたり、廊下を走り回ったり。「とにかくおしゃべりで元気ねー(笑)。とっても楽しかったわ」と言っていただき、こちらも大感謝でした。娘ちゃん、しっかりスペイン語の挨拶「hola」も覚えました(笑)。フランス語よりも言いやすいものね。
二人で電話ごっこ♪すっかり懐いています |
たとえ国や言葉が変わっても、ずんずん進んでいける娘ちゃん、自分の子供ながらたくましいなぁ~、将来どうなるんだろう、なんて思ってしまいます(笑)。
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