今日は朝11時に工事をしに業者の人がくることになっていました。
朝9時過ぎ、娘が起きてごはんをあげてるとピンポーン!。管理人さんかな?と思ったら業者の人でした。「ちょっと早く着いちゃったんだけど」って、いくらなんでも2時間繰り上げは早すぎじゃないですか・・・。掃除機もかけてないし。いつも遅れてくるくせになんで今日に限ってと不思議に思っていました。
早速、工事を始めた業者さん。家が土足厳禁だということにも慣れて、みなさん靴を脱いで入ってくれます。
そして1時間半後、笑顔で出ていきました。よかった、よかったと思いながら掃除機をかけていると、ピンポーン!今度は誰?と思ったら見知らぬおじいさんが立っていて「業者とここで待ち合わせしてるんだけど」と。「彼なら今帰ったけど?」と伝えたもののおじいさん勝手に家の中へ。何というか迫力のある方で私はおろおろ。
すると業者が戻ってきました。ところで、このおじいさん誰?と思っていたら大家さんでした。正確には大家さんのお父さん。私たちのアパルトマンは彼の持家なのです。彼は今リヨンに住んでいるので、今回わざわざパリまで来たことになります。ご苦労なことです。
さて、大家さんが一つ一つ工事をした場所を確認して周ります。Bon、Bon(OK)・・・。業者に質問をしながらの厳しいチェック。そしてついに問題の壁(ペンキ)へ。以前も書きましたが、我が家の棚、ものを置くとくっついてしまうんです。本棚もこうなので、本をとろうとするとベリって音がするし、下手すると紙きれが棚にくっついてしまったり・・・。
でも、前回大家さん(娘さんのほう)が来たときに業者に負けて?今回の工事では直していませんでした。
大家さん、本をどけてみてびっくり。
大家:「なんだこれは?」
業者:「知らない。そこは今回はやってない。」
そこから二人の言い争いが始まり、ついに業者が怒鳴り出しました・・・。
それでも大人の大家さん。
大家さん:「話を聞いて。こっちに来てみて」
業者:「興味ない!行かない!!!」
大家:「そんな子供みたいなことが許されると思ってるのか」
言い争うこと数分・・・
業者:「だから知らないって!!!もう帰る!」
大家さん「帰さない!」
ドアの前に立ちはだかる大家さん。。。(←まるで恋人同士みたいで、思わず笑ってしまいそうでしたw)そして二人で怒鳴りあうこと1時間ちょっと。
今度は大家さんが小切手をおもむろに取出し
大家:「〇円払うから」
業者:「受け取らない」
何の金額でもめていたのか謎ですが、またここから言い争いがスタート・・・。
お昼前、ようやく二人とも帰りました。。。
あんまりの出来事に私と娘は終始唖然。私に助太刀を求めてくる業者と大家さん。私、契約の内容はもちろん、フランス語もよくわからないので、ずっととのらりくらりとかわしていました。このお家に住めるのは大家さんのおかげだし、かといって業者にああだこうだ言う権利もないですし・・・。
結局、今後どうなるのか不明です。喧嘩するなら外でやってほしいです・・・。
せっかくお天気がよかったのに・・・。
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