31.1.11

sept'n (セッテン)

パリに来て初めて主人に連れて行ってもらったビストロ、sept'n(セッテン)に久しぶりに行くことに。ちなみにこのビストロはシェフが日本人。

店内はシェフとサーブ担当のフランス人1人のみ。ランチぎりぎりの時間だったにもかかわらず、快く席に案内してくれた。

昼のmenuは前菜・メイン・デザートどれも3種類程度とあまり多くはないけれど、驚くのはその値段の安さ。前菜+メイン、またはメイン+デザートで15€。(パリでこの値段は安い!)

前菜にナスとトマトとチーズのタルト。

タルトといっても重すぎず、とても美味しい。量も多すぎずちょうどいい。

メインは鶏肉(正確な料理名は忘れてしまいました)。

こちらもソースがクリーム系で重そうに見えるけど、全然そんなことはなく上品なお味。

このビストロの良い所はどのお料理もやさしい味で安心できるところ、お値段が良心的なこと、そしてサービスの良さ。料理をサーブしてくれたフランス人は私たち夫婦のことを覚えてくれていました。約1年前なのにすごい記憶力。(私たち、そんな記憶に残るような目立つようなことはしていないと思うのだけど)

こうゆう安心できて比較的リーズナブルなビストロが家の近くにもあればいいのにな。


住所:6 rue Rampon 75011
(Republique 3、5、8、9、11番線 徒歩1分)
電話番号:01 43 55 62 32
営業時間:火~土12:00~14:30/19:00~22:30(金土は23時まで)
定休日:日曜、月曜

28.1.11

鍵事件

昨日、ちょっとした山場を越えて自宅に帰ってくると、ガルディアン(管理人さん)から荷物を預かっている旨の伝言が。いったん荷物を部屋に置いて休憩してから、さぁ荷物を取りに行こうとコートを着て外へ。

あっ!!!と思った時には既に遅し。そう私、鍵を中に置いたままドアを閉めてしまったのです!!!

パリのアパートはおそらくほとんどオートロック、我が家もそうです。いつかやるかも、と思っていたけどついに・・・

しかもちょっとガルディアンの所に行くだけだったからバッグも財布も持ってない・・・もう泣きたい。。。

かろうじて携帯を持って出ていたのが救い。急いで主人に電話するも出ず・・・(ちなみに我が家はガルディアンがスペアキーを持っていません。)

待つこと20分、主人から電話が。「とりあえず会社まで来てくれたら渡すよ(苦笑)」会社までってどうやって?お財布持ってないよ(泣)と思ってコートのポケットに手を入れると・・・1枚だけカルネ(メトロの切符)が!奇跡!

すぐに主人の会社へ向かい、鍵とお金を少しもらって帰ってきました。自分の間抜けさにあきれるしかない。これは二度と同じことをやらないように対策を考えねば。

それにしてもオートロックって本当に不便。フランス人はインロックとかしないのかなぁ。

RESTAURANT JADIS
(レストラン・ジャディス)

15区にあるレストランJADIS(ジャディス)へ。アランデュカスなどで働いていたことのあるシェフがいるレストランでかなり前から主人が行きたがっていたお店だったけど、場所が我が家からはちょっと行きにくい所(メトロ12番線、Convention近く)になるため、先延ばしになっていた。

レストランは意外とこじんまりしていて、割と落ち着ける雰囲気だった。
メニューはどれも美味しそうだったけど、何が美味しいかよく分からなかったため、私たちはデギュスタシオン(数種類のメインとデザートを少しずつ食べられるセットのようなもの)に決めた。お値段もアラカルトで頼むのと同じくらいだったので。

前菜は、インゲンを使ったムースの上にイベリコハムがのったもの。

パンとよく合う味付け。

続いて魚料理。

白身魚にホウレンソウのソース、魚の下にはソーセージとシュークルートがあって、魚と一緒に食べるととてもおいしかった。

いよいよ肉料理。

牛肉とシュー(ミニキャベツ)、今までの料理はどれもやさしい味付けだったけど、肉料理だけはしっかりとした味付けだった。もちろんソースもお肉も美味しくて文句なし。

デザートは2種類。



一つは金柑やオレンジを使ったもの、もう一つはフルーツにタピオカソース(一番下の写真にある)をかけていただく物だった。私は金柑が嫌いだったので片方のデザートはいまいちだったけど、タピオカソースは安心できる味で美味しかった。しかもデザートまでに既にお腹いっぱいだったので、さっぱりした味がうれしかった。これでもしチョコレート系のデザートなんかがでてきたら完全にアウトだったと思う。

どのお料理もとてもおいしく、かつ味付けが濃すぎないのでとてもよかった。ランチだったらもう少しお手頃なので、ぜひまた行きたいレストランだ。


住所:208 rue de la croix Nivert 75015 Paris
(12番線Conventionまたは8 番線Boucicaut)
Tel : 01 45 57 73 20
営業時間 : 12:00~14:30 / 19:00~23:00
定休日:土曜、日曜

27.1.11

アンディーブのグラタン

冬といえばアンディーブ。マルシェでもスーパーでもよく見かける野菜だけど、調理方法がよく分からなかったので一度も自分では買ったことがなかった。好き嫌いもわかれそうな野菜だし。

最初に興味を持ったのはパリで発行されている日本人向けの新聞OVNIに掲載されていたから。その後インターネットでアンディーブについて情報収集(栄養素とか)してみたところ、いくつか美味しそうなレシピが見つかったので、挑戦してみることに。

作ったのはアンディーブのグラタン。アンディーブを茹ででハムで巻いてペシャメルソースをかけてチーズをかけて焼くだけ!出来上がりはこんな感じ↓

アンディーブは独特の苦みがあるけど、ペシャメルソースと相性抜群。食べごたえはあるけれど、しつこすぎない味で美味しいかった。ほぼアンディーブのみの味に左右されるだけに料理の出来栄えを心配していた主人もこれならOKだねと。

まだまだフランスの食材で使ったことのないものはたくさんあるはず。少しずつ開拓してけたらいいな。

Woo Jung (ウー・ジャン)

先週末は主人とそのお友達とPassy(パッシー)にある韓国料理屋さんでランチ。初パリで韓国料理。

menu(ランチセット)は種類も豊富、私は迷わず石焼ビビンバに決定!さすがにこれは家では作れないので。(キムチも安くないしね)

前菜がずらりと並べられてびっくり。こんなにたくさんの種類が味見できるなんてちょっとお得。

どれも美味しかったけど、もやしのナムルとホウレンソウのナムルが特に美味しかった。

メインの石焼ビビンバ。

日本だったらその辺の韓国料理やさんで食べれるような味だけど、パリでこれを食べれるのはうれしい。ちなみにお値段22€、韓国料理にしてはちょっとお高め?でもpassyという場所(ちょっと高級住宅地)とここがパリだということを考えると(パリのビストロはランチで20~30€程度)これが普通の価格かな。今度は鍋料理系にチャレンジしたいな。


住所:8 Bd. Delessert 75016 Paris
(6番線Passyから徒歩1分、9番線、RERC線La Muettteから徒歩10分)
電話番号:01 45 20 72 82
営業時間:11:30~15:00/19:00~21:00
定休日:日曜

26.1.11

Le Relais de l'Entrecôte
(ル・ルレ・ドゥ・アントルコット)

パリのステーキハウスLe Relais de l'Entrecôteへ。20時を回っていたためお店の外には行列が。。。パリで行列をしているお店、相当珍しい。わりとお客さんの回転はいいようだったので待つことに。

焼く20分で店内に入れた。まるで日本のファミレスのような店内、てきぱき動く店員さん。
このお店、日本のガイドブックにはあまり載っていないけど海外のガイドブックには載っているようで、外国人のお客さんが多かった。(特に英語圏の方が目立った)

メインは一種類(もちろんステーキ)なので焼き加減を指定して、飲み物を注文するとすぐに付け合せのサラダが出てくる。続いてメインのステーキと大量のpommes frites(フライドポテト)が運ばれてきた。何のへんてつもないステーキだけど、お肉は柔らかくてソースも癖になる味。ようやく食べ終わるかなぁと思ったところへ店員さんが再びお肉とポテトを盛る。(このお店、2回にわけてお肉とポテトがお皿に盛られる仕組み)


デザートはプロフィットロールとマロンクリームのフロマージュブラン。


とっても甘くてクラシカル。フロマージュブランはとっても重いので、食欲に自信がある方はぜひ食べてみてください。

ボリューム満点、お値段もパリにしてはお手頃。サービスもてきぱきとしていて気持ちが良い。ステーキが食べたくなったらまた行きたいお店です。


住所:15 rue Marbeuf 75008
(1番線George Vから徒歩5分、または1番線、9番線Franklin D. Roosevertから徒歩5分)
電話番号:01 49 52 07 17
(他にも数店舗あり)

L'ORIENT D'OR (ロリエント・ドール)

休日、育児用品を買いにGrand Bouleverd(グラン・ブルバード)にあるAubertに行った帰り、中華でも食べよう、ということで入ったお店。いつもなら日本人経営の中華屋さんに行くのだけれど、この日は中国人が経営している中華屋さんへ。

このお店、外観はかなり怪しい。本当においしいのか?というか衛生的なのかという不安を抱きつつ店内へ。店内は意外ときれいで、フランス人と中国人のお客さんで賑わっていた。

中華だけあってランチはお手軽なお値段。menu(日本のランチセットメニュー)もあったけど、メインが肉か魚だったので、アラカルトで頼むことに。残念ながら点心はランチにはなかったので、主人おすすめのキャベツの炒め物、焼き豚入り野菜の炒め物、そしてチャーハンを注文。

このキャベツの炒め物がとてもおいしかった。フランスのキャベツ(chou blan)は日本のキャベツと違って、とても固い。普通に炒めたくらいでは固くて食べられない。(当然おいしくない)でもこのお店のキャベツは日本のキャベツと同じで柔らかくて甘くておいしい。味付けもピリッと辛くて絶妙。たかがキャベツでこの満足感はなかなかないと思う。


ちなみにチャーハンは味が薄い上に私の嫌いなグリーンピースがたっぷりでいまいちだった。

辛い物が苦手なフランス人。このお店のメニューは辛いものが多いので、辛いもの好きの方にはおすすめ。


住所:22 Rue de Trevise, 75009 Paris, France
(8、9番線Grands Boulevardsから徒歩5分、または7番線Le Peletierから徒歩5分)
電話番号:01 48 00 07 73
営業時間:不明
定休日:不明
定休日:

25.1.11

DINO (ディーノ)

La Muette(ミュエッと)近くにあるイタリアンのお店DINO(ディーノ)で先日、知り合った方とランチ。
美味しいイタリアンのお店をパリで探すのは意外と大変(だいたいパスタがのびのびだったりするので)。家の近所にあるこのお店は本当に美味しいのかしらとちょっと心配しつつ店内へ。

店内はフランス人が好む紫色で統一されていて、さらに味が心配になった私。。。

さてさて、メニューのお値段は場所を考えるとだいぶリーズナブル(13€から19€程度)。この日はナスとパルミジャーノチーズのトマト系パスタを注文した。

パスタの湯で加減はOK。味付けもまぁまぁ。特別美味しいという感じではないけど、パリでこの味だったらポッシブル。家の近所なので子供が産まれてからも来れそうだし。

お隣は有名なyamazaki(ヤマザキ)。まだ一度も食べたことはないので、いつか入ってみたいな。


住所8 Chaussee de La Muette 75016 Paris
(9番線、RER C線La Muette駅目の前)
電話番号:01 42 88 50 05
定休日:年中無休

19.1.11

2011年のガレット・デ・ロワ

キリスト教の習慣で年明けに食べるgalette des rois。既にパリに住んでいる方からどこのお店のが美味しいとかフェーヴはどうだとか聞けば聞くほど迷う。

迷った末に今年1番最初に食べたのはStohrer(ストレー)のもの。3種類あった味(りんご、チョコ、アーモンド)から定番のアーモンドソースを選んだ。

初めてパリで食べるガレッド・デ・ロワ、アーモンドソースはちょっと重いかなぁと思ったけど全然そんなことはなかった。生地もさくさく。今年初のフェーヴは主人のほうに入ってて残念。

さて、もう一つくらい食べたいねと選んだのは虎屋のもの。ゆず餡が入っている。

生地はさくさく、餡は甘すぎず上品なお味だった。でも味よりもフェーヴがさすが虎屋、陶器で和な感じ。このフェーヴフランス人には人気らしい。

フェーヴはこんな感じ。靴は主人が会社で食べて当てたらしい。


来年はぜひリンゴ味とチョコ味に挑戦したいな~

SANTA LUCIA (サンタ・ルチア)

パリで美味しいイタリアンレストランを探すのは大変。パリのイタリアンって本当にまずい。パスタはのびのび~。美食の国フランスでなぜ?と思わずにはいられない。

でもここSANTA LUCIA(サンタ・ルチア)のご飯は本当に美味しいし、お値段もお手頃。さらに珍しく日曜もやっているので本当に助かる。

こちらはチェリートマト入りボンゴレパスタ。胃がそんなに強くない私たち夫婦にとっては少しオイリーだけど、トマトが甘くておいしい。もちろんパスタの湯で加減はアルデンテ。


主人が頼んだピザは焼き立てで生地はもちもちで耳の部分は香ばしい。ボリュームも満点。


デザートの自家製ティラミス、すごいボリュームだけど文句なしに美味しかった。そういえばフランス人が作ったティラミスもまずかった。


別の日に頼んだシーフードのリゾット、魚介類の出汁がきいていてこちらも美味しかった。またボロネーズは野菜たっぷりのソースで家庭的なお味。

ただ、このお店メニューによってはオリーブオイルがたっぷり使われていて胃もたれするので食べすぎには注意。



住所:22 rue des canettes 75006
(4番線st-sulpice)
電話:01 43 26 42 68
営業時間:12~14:30/19~23:30
定休日:月曜、火曜日

最近話題のチュニジア

日本ではそれほどではないかもしれないけれど、フランスのニュースではここ最近チュニジア絡みのものばかり。メインキャスターがチュニジアから生中継したり、とここ最近話題のチュニジア。

旅行に行ったときには、まさかこんな事態に陥るとは思ってもいなかった。ニュース速報をみた私は「ってゆうかチュニジアって安定した国なんじゃなかったの?!」と思わず言ってしまった。街中いたるところにあったBen Ali(ベン・アリ)の肖像ももはやないことだろう。治安が安定するまでは当分旅行なんてできないだろうな。安全に旅行できてラッキーだったのかな。

写真は暴動前のチュニス。

18.1.11

最後のエコー

今日は病院にて4回目の最後のエコー。(普通フランスでは3回のエコーを行うけど、私の場合は赤ちゃんが小さくて1回多くエコーを行ったため4回)明らかに1か月前よりお腹は大きくなり、胎動も激しく感じるようになったけど、ちゃんと大きくなってるかなと思いながら診察室へ。

日本のエコーだと3Dとかあるらしいけど、私の通っている病院ではそんなハイテクなエコーはないので、いつもエコー写真をもらってもこれはどこの写真?ってゆうものが多かった。でも、今日のエコーでは顔つきや髪の毛までわかるように。今日時点で体重は1900g。先生は「赤ちゃん、そんなに大きくはないね。4kgまではいかないね。」って、4kgもあったら私が耐えられませんから(笑)

今回の結果↓

足小っちゃい!
ともかく何も問題がなくて成長してくれていることに安心。

6.1.11

2011年お正月

昨日、作ったおせちをお重に入れてみるとそれなりになったかも♪(自己満足)

わりと美味しくできたので、主人も喜んでました。作った甲斐があったかな。
パリにいるとお正月だという実感はあまりもてないけど、子供が生まれたらこうゆう日本の行事も大事に教えていきたいな。

2010年大晦日

2010年大晦日の我が家は、日本式に天ぷらそばとおしるこを用意して主人の帰宅を待つ。大晦日なのに仕事って。。。

午後1時過ぎ頃からKey Hole TV(日本のTVをオンタイムで観れる)のNHK Radioにて紅白を聞きながら(正確には聞き流しながら)私はおせち料理作りに奮闘。
パリでおせちの材料をそろえるのは大変、何よりも私の料理の腕がついていかないので最低限の物のみ作ることに。お雑煮、黒豆(2日前から準備)、栗きんとん、煮物、伊達巻だけなのにこんなに時間がかかるなんて。特に栗きんとん!甘露煮作りからさつまいもの裏ごし、本当に手間がかかる。

でもおせち料理、日本にいたら決して作ることはなかっただろうな。そう考えるとパリでの生活もいい経験かも?ないものは作る!以前どなたかのブログで読んだ言葉が身に染みるこの頃。

さて、夕飯はちょっと奮発して買ったエビ、かぼちゃ、さつまいも、そしてかき揚げの天ぷらを用意。

このエビ、ちょっと大きすぎ?食べごたえがありました。まぁ、普通サイズのエビだと小さすぎて貧相だし仕方ないとはいえ、天ぷらにするにはこの大きさが限界ね(笑)

天ぷらそばを食べて、じゃぁ仮眠しようと2人でベッドへ→そのまま朝までぐっすり。気づいたら年を越してました(笑)