今日は、Riccardo Muti(リッカルド・ムーティ)指揮のシカゴ交響楽団の演奏を聴きにSalle Pleyelに行ってきました。
演奏はどうだったかというと・・・もの凄く良かったです!!!そして楽しかったです!!!
演奏を聴く前までアメリカのオーケストラ&イタリア人指揮者ってどんな演奏になるのか想像もつかなかったですし、正直、アメリカ系のオーケストラはどうかなぁなんて思ったりもしたのですが、予想を大きく上回る素敵な演奏でした。
1曲目はBernard Randsの曲。全く聞いたことのない作曲家の曲でしたが、とっても華やかで楽しくなるような演奏でした。現代曲を聴いて「あぁ、いいなぁ」と思ったのは初めてかもしれません。
2曲目はRichard Straus(シュトラウス)作曲の「死と変容」。シュトラウスって私の中では脇役的なイメージだったのですが、こちらの演奏も本当に素晴らしくて、感動しました。なんというか非常に情感的で演奏を聴いていると情景が思い浮かぶようでした。特に曲が大きく変化するようなところの表現がとっても上手で、わくわくさせられました。
そして最後はChostakovitch(ショスタコヴィッチ)の交響曲第五番。こちらはなんというか、すごいの一言でした。あの感動をうまく言葉で表現できないのがとっても残念です。第一楽章の初めから第四楽章までとっても迫力がありました。特に金管楽器の演奏は、今まで聴いたオーケストラの中でも最もよかったかもしれません。
全体的に音楽を聴いているとその情景が思い浮かぶような、そんなロマンティックな演奏だったのはイタリア人指揮者だったからでしょうか。そして金管楽器、特に全ての曲で目立っていたフルートの第一演奏者がとっても素敵でした。重厚で流麗な演奏のイメージが強いウィーンフィルなどとはまた違ってとっても良かったです。
久しぶりに聴いたオーケストラの演奏、本当に行って良かった、そして楽しかったです。やっぱり音楽って素晴らしいですね。
シカゴ交響楽団は何回か聴いたことがありますが、アメリカらしいというか非常にダイナミックですね。
返信削除ところで今回の旅ではガルニエでバレエ、バスティーユでオペラ(タンホイザー)を観ることにしていますが、この日記
を読んでSelle Pleyelに行けないか、サイトの中を探しま
したら10月6日のパリ管弦楽団が取れました。演奏曲目が
何とタンホイザーで1週間で2度も聴くことになりました。
(ここは何故かシーズンチケットしかないと思い込んでいま
した)本当にありがとうございました。
バレーにオペラにオーケストラなんて本当に羨ましいです!
返信削除私はまだガルニエで公演をみたことがないので、いつか行ってみたいなぁと思っています。
ご報告です。
返信削除今日SallePleyelから自宅にチケットが届きました。
オペラ座のチケットは数年前からネット予約すると
自宅に送ってくれるので重宝していましたが、Salle
Pleyelのシステムがよく分からなかったのですが、
これでまたパリに行く楽しみが一つ増えました。
Salle Pleyelもオペラ座も日本までチケットを送ってくれるなんて知りませんでした。現地で受け取りだと並んだりしなくてはならず時間が勿体ないですもんね。コンサートとオペラ楽しみですね。
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