29.11.11

ガストロ

娘ちゃんがガストロにかかりました。。。

フランスで流行する病気ガストロは、いわゆる胃腸炎で、吐き気・下痢・発熱を伴う病気です。娘がいきなりミルクをゲボっと吐きだしたときには本当にびっくりしました。

水も飲めず、Adiaril(日本で言う粉末のポカリスエットみたいなもの)も受け付けず、このままだと脱水になると大慌てで、夜10時ごろ小児救急がある病院へ。

様子を見て無理そうならこの日は入院とまで言われましたが、お薬を飲んでなんとか水を飲めるようになり、体重も増えたので、明け方には家に帰ることができました。

診察台にぐったりと横たわる娘、本当にかわいそうで見ていられませんでした。

娘の薬。Adiarilのほかにシロップ状の吐き気止め。


娘は熱はなく、ミルクを飲めない以外は元気そのものだったのが救いでした。

そしてその後、順調に回復した娘をよそに今度は私がガストロに。

しかも私は発熱も伴い、吐き気と下痢が止まらず、水も飲めず、もう本当にダメかもと思うくらいでした。急遽主人に薬局で薬を買ってきてもらって、夜が終わるころには何とか吐き気は収まりました。こんなにつらい病気に娘がかかっていたなんで本当にかわいそう。。。

こちらは私の薬。Adiarilは大人も飲むみたいです。


炭酸抜きのコーラがいいと聞いていましたが、無性にピンクレモネードが飲みたくなって主人に買ってきてもらいました。これ、とっても美味しいです。


1日ったって、吐き気と下痢は収まったものの、熱が下がらず、娘の面倒をみるのは大変ということで、無理をいって主人には会社を休んでもらってしまいました。こうゆうとき、近くに両親がいないのは本当に困ります。

それにしても、こんな病気が流行るのもフランスの衛生状況の悪さから。何しろフランス人はトイレの後に手を洗わない人が多いらしいのです。。。とても先進国とは思えないその衛生状況に辟易としてしまいます。これからの時期、人ごみにはあまり娘を連れて行かないほうがいいかもしれません。

28.11.11

Salon des Vins (サロン・デ・ヴァン)

先日、Porte de Versailles(ポルト・ド・ヴェルサイユ)で行われていたSalon des Vins (サロン・デ・ヴァン)へ行ってきました。


昨年は妊娠中でお酒を飲めなかったので、この催しに行くのは今年が初めてです。フランス情報誌に付いていた入場券で無料!入口で試飲用のワイングラスをもらって会場内へ。


ワイン製造者が1000以上も集まるこのイベント、所狭しとブースが置かれ、会場内は人、人、人。とにかくすごい熱気でした。


ワインブースは、一つの地域や赤ワイン、白ワインなどで分けられていることなく全てランダムに並べられているので、私たちはメダルを受賞した製造者のところを周ることにしました。

みなさんクリスマス~年始にかけて飲むワインを買いこむようで、ケース買い。ワインに対する意気込みはすごいです。

会場内で売られていたフォアグラサンドイッチを片手に試飲中。このサンドイッチ、パンにフォアグラを挟んだだけですが、ワインとよく合って美味しかったです。


私はワインに詳しくないのですが、いくつか試飲してみると何となくその違いが分かって面白いです。

結局、試飲して気に入った赤ワインを1本と私が気に入ったシャンパンを1本買って帰ってきました。こうして我が家にも着実にワインが増えていきます。日本へ帰ったらワインセラーを買う予定です(笑)。

今回、プセットで娘を連れて行ったのですが、かなりの人ごみで抱っこにすればよかったと思いました。もちろんプセットで来ているフランス人もたくさんいるし、お客さんはどんなに混んでいても嫌な顔ひとつせずに娘を見て道を通してくれましたが、何しろ動きずらかったです。

そして、このイベントの後に我が家はエライことになりました。。。

25.11.11

パリのクリスマスイルミネーション
Galeries Lafayette

ここ最近、日照時間の短いパリ、用事を済ませた頃には日が暮れだし、Galeries Lafayette(ギャラリー・ラファイエット)のイルミネーションが光り始めていました。


建物全体のイルミネーションはプランタンの比じゃないくらいきれいです。やっぱりパリのノエルはロマンチックだなぁと思える光景のうちの一つです。

今年のラファイエットのクリスマステーマはNoël RocK'N MoDe(ノエル・ロックン・モード)。ということで店内の巨大ツリーもそんな飾り付けになっていました。

でも、これ、なんだかぱっとしないなぁと思うのは私だけでしょうか?やけに簡素・・・。去年のほうが何倍もきれいだったかも。。。やっぱり不景気だからでしょうか?ちょっとがっかりしてしまいました。

ここはいつ行っても中国人の団体観光客をはじめたくさんのお客さんで賑わっているので、行くだけで疲れてしまいます。(特に0階の混雑はひどい・・・)

ずっと寝ていてくれた娘は帰りのバスで隣に乗っていたフランス人の子供が怖いようで泣き出してしまい、最悪でした。。。

まだまだノエルの楽しみは始まったばかり。近いうちにシャンゼリゼ通りのイルミネーションも見に行く予定です。

24.11.11

パリのクリスマスイルミネーション
Printemps(プランタン)

今日は用事があってオペラ付近まで行ってきました。

珍しく主人が夕飯はいらないとのことだったので、午後少し遅めの時間に家を出てイルミネーションを見ることにしました。夕飯作らなくていいから、ルンルンでお出かけ。

まずはPrintemps(プランタン)から。今年はCHANEL(シャネル)が手がけたとのことで見るのを楽しみにしていました。

建物全体のイルミネーションは、CHANELを全面的に押し出したもの。すごい宣伝ですね(笑)。しかもまだ明るいのにイルミネーションがついていました。


プランタンのイルミネーションは、そこまでではないものの、ウィンドウの飾り付けはとても素敵です☆毎年たくさんの人たちが足をとめてウインドウに釘付けになり、写真を撮っています。今年のは色々な都市がモチーフになっています。(もちろんCHANELデザインです)

こちらはパリ。青色と白できれな感じ。


ロンドン。チェックのドレスが印象的でした。


こちらはモスクワ。バレリーナが踊っています。これが一番可愛らしくて気に入りました。

ベニス。下に置いてあるテーブルセットがきれいです。

そして東京もあります。流れている音楽といい、ビル街になぜ鳥居?と首をかしげてしまいました(笑)が、通りがかる人たちには大人気のようでした。

ちなみに隣には上海もあったのですが、東京のほうが人気のようです。

中には大きなツリーが飾られていてきれいでした。

今年はツリーを用意する予定なので飾り付けの参考にしたいと思います。どんなツリーにしようかなぁ。

23.11.11

Petit Palais(パリ市立美術館)

今日の午後はお天気が良かったのでPetit Palais(プチ・パレ)へ行ってきました。


ここは常設展は無料とのことで、どんなものかなぁと思ったのですが、思いのほかたくさんの作品がみれて驚きました。これで無料ってさすが芸術の都パリ。

館内はバリアフリーで、プセットでも何の問題もありません。入口も一般客とは別のところにあって、セキュリティーチェックも受けずに出入りできました。

展示スペースごとに時代背景や作品について大まかに説明が書かれれているものが置いてある(日本語あります)ので、なるほどなぁと思いながら見始めたのですが、あまりにもたくさんの作品があって説明を読むのは途中であきらめました。。。やはり一日で全部見るのは無理ですね。

ゴーギャンやシスレーなど様々な画家や彫刻家の作品がありましたが、やっぱりモネの「ラヴァクールの日没」が素敵でした。

途中で娘が騒ぎ出したので柱廊に出てミルクをあげました。中庭にはすすきが植えられていて秋模様。中庭を望めるカフェはとっても静かで落ち着いた雰囲気でした。


天井画や建物自体もとても美しくて、ちょっと優雅な気分になれました。


今度は主人と一緒に家族みんなで行きたいです。

22.11.11

フランス語は必要?

今日はご近所に住むお友達のお宅へお邪魔してきました。妊娠中、日本人を対象に2回だけあった母親学級で知り合ったお友達。(ちなみに母親学級は2人だけでした)ご近所さんだし、お互い外国での生活経験があったりして、何かと気が合うので、知り合いになれて本当によかったと思います。

さて、今日はそんなお友達とフランス語について話しました。

お友達曰く「フランス語なんて話せなくてもパリでは生活できるので勉強しなくても困らないよね」と。私はフランス語を勉強するのは嫌ではない、というよりむしろ好きなのですが、確かにこの意見には賛成です。

もちろん、フランス語ができて困ることはありません。フランス人はこちらが少しでもフランス語ができると分かるや否や英語からフランス語へと変わり、ぺらぺらと話し出します。

これは出産のときの話ですが、私は助産師さんと片言のフランス語で話していました。さぁいよいよというタイミングでドクターが来て「英語とフランス語どっちにする?」と聞かれ、フランス語より完全に英語のほうが得意な主人(私はどっちもどっち)が「英語で」と言ったところ、助産師さんが「でも、奥さんはフランス語話せるわ」と押し問答になり、もうどっちでもいいです!と思ったのを今でも覚えています(苦笑)。

通訳や翻訳という仕事に結び付けられるだけの語学力はなく、大学院卒ではないので国際機関で働くのも無理。となると帰国後にフランス語を使うことはないと思うのです。では、なぜ勉強するんでしょう?

これは主人にも言われたのですが、帰国するまでに何かしら習得しなければいけないんじゃないかという不安や焦りが「フランス語を勉強しなくては」と思わせてるのではないかと。これ、かなり的をつかれています。

よって出た結論、私はフランス語を趣味で勉強します。完全に自己満足です。子供がいるから時間がなくて・・・と自分に甘くなってしまうので、あえてブログで書くことにしました。



主人とお友達のおかげで一つ、自分の中で気になっていたことへの結論を出すことができました。

20.11.11

お友達ご家族と

今週末はお友達のご家族が我が家に遊びに来てくれました。

一緒にランチでもということでお料理を用意したのですが、いつも2人分で作っているせいか4人分の感覚がよく分からず、たくさん作りすぎてしまいました。しかもすべての料理が同時にテーブルに並ぶという状態。。。もうちょっとスマートにおもてなしできるようになりたいものです。

今までは、平日に娘を連れて外でお会いしていたので、主人がお友達ご家族に会うのはこれが初めて。パリに来てから平日は仕事で忙しくて、なかなかお友達を作る機会が少ない主人は、久しぶりにたくさんおしゃべりできて、とっても楽しかった様子。やっぱり人と会ってお話しする機会って大事ですよね。

外と違って家だと子供が多少騒いでも全然気にならないし、好きなように動き回らせておくことができるので、私も気が楽で、たくさんおしゃべりできて楽しかったです。

これからもこうゆう機会は大事にしていきたいねーということで夫婦の意見が一致しました。

子供同士で遊べるようになったら、さらに楽しく、そして賑やかになるんだろうなぁ。お友達の娘さんは娘と約1か月違いのお姉ちゃん、月齢が近いのにこんなにも違うだぁというくらい成長も性格も違くて、見ていて面白いです。おしゃべりがとっても上手で「ママ」と言っている姿があまりにも可愛くて、うちもその後必死に「ママだよー、ママって言ってー」と教えています(笑)。

あまりに楽しくてあっという間に時間が過ぎていった一日でした。

お友達が我が家から撮った写真。パリって感じでとっても素敵です☆私が撮って加工してもこうはならないだろうなぁ(苦笑)。

18.11.11

Max Poilane(マックス・ポワラーヌ)

今日は買い物をしに外へ出たら、青空が広がり、意外と暖かくて気持ちよかったので、少し足をのばしてパン屋さんまで行ってきました。

目的のパン屋さんはとっても有名なMax Poilane(マックス・ポワラーヌ)。ここはカンパーニュパンが美味しいことで有名ですが、カンパーニュならその辺のスーパーで買えます。

ということで私のお目当ては、お友達に美味しいと教えてもらったpain de mie(食パンのようなパンです)。バゲットに比べてpain de mieはあまり美味しくないところが多いのですが、ここのは普通に美味しいです。半分の大きさのものを買って、自宅で好きな厚さに切って冷凍保存してます。

ちなみにここのお店のクッキーも素朴な味がして美味しいです。

お店はとっても可愛らしいです。


この後、お買いものを済ませて、またお散歩がてら歩いて帰ってきました。久しぶりにお散歩日和で、とっても気持ちよかったです。

行きはよいよい、帰りは少しだけ上り坂なのでちょっと疲れます。

17.11.11

お友達とおうちごはん

先日、お友達が遊びに来てくれました。

8か月の娘は最年少。といっても他の子二人と日本だと同じ学年ということが判ってびっくり。だってお友達の娘さんはもう歩いているし、ご飯だって固形物を食べてるし、すっかりお姉ちゃんという感じ。もう一人の男の子もすでに1歳の誕生日を迎えていてお兄ちゃん。8か月と1歳ってたった4か月だけど、全然違うんですよね。子供の数か月って大きいなぁと改めて実感。

フランスだと日本とは違うので一つ下の学年になってしまう娘、日本に帰った時に学年がずれてしまうので、かわいそうかも。。。

お友達の顔や髪をつかみにかかっていた娘、まだ加減が分からないのかもしれないけれど、あまりのやんちゃぶりにヒヤヒヤでした(ごめんなさい)。そろそろダメなことはダメってきちんと強く言わないといけませんね。



さて、今日はランチをご用意したのですが、ちょっと失敗してしまって・・・まだまだだなぁと実感。ランチのあとは、みなさんに持ってきていただいたデザートを食べながらおしゃべり。子供のことはもちろん、フランス生活について話していると、「あぁ、私だけじゃないんだぁ」と安心できたり。家族や友達と離れて暮らす中で、こうゆう時間って貴重だなぁと思います。

楽しい時間はあっという間。みなさん冬には日本へ一時帰国されるようなので当分私は娘と二人かな?ちょっとさみしくなりますが、帰ってきたらまたお土産話を聞けるのを楽しみにしています。

16.11.11

寒い日にはボルシチ

昨日あたりからまた急激に気温が下がり、いよいよ本格的な冬の始まりを感じるパリ。

既にラファイエットやプランタンではクリスマスイルミネーションが始まり、スーパーでもクリスマス商品が棚に並び、今週末からはシャンゼリゼ通りにてマルシェ・ド・ノエルも始まるようです。

近所へお買いものに行ったら、こちらもイルミネーションが飾られていてとってもきれいでした。


ノエルの時期はパリで最も華やかな時期だと思います。ただし、この時期はとっても寒いパリ。日本では最も寒い時期は1月から2月ですが、パリでは少しずれていて12月から1月かと。もちろんフランスは日本の北海道と同じくらいの緯度なので、東京よりも気温も低いです。。。

そんな寒い日に我が家でよく作るのがボルシチ。ビーツは、日本ではあまり一般的な野菜ではないかもしれませんが、フランスではスーパーでもマルシェでも買うことができます。

極寒の国、ロシアのお料理だけあって体も温まるし、栄養たっぷりです。

初めて見る人はびっくりするような赤紫色のスープ。日本ではあまりなじみのない料理なのか、両親やお友達は初めてみる色のスープに最初びっくりしていました。

パンと一緒に食べるのもいいですが、少し余裕があるときはピロシキを用意します。ピロシキはパンを作る要領とほぼ同じなので、少し手間がかかるのですが、ほんの少し甘い揚げパンは、日本の揚げパンのようで美味しいです。

写真では赤っぽく見えますが、実際はもっと紫がかった赤色です。

私は本場のボルシチ、ピロシキは食べたことがないのですが、ロシアへ行っていたことがある主人は大絶賛。私もいつか本場のボルシチ、ピロシキをロシアで食べてみたいなぁと思います。

15.11.11

食べない娘

8か月を過ぎて色々な食べ物をあげていいようになった離乳食。

先生からの指示はこんな感じです。

昼:緑の野菜、にんじん、またはじゃがいもを肉(鶏肉、七面鳥、子牛、牛)または魚(白身)の中に1匙から6匙まぜてあげる。あるいは市販のBFをあげる。七面鳥や子牛は日本ではあまり聞かないかもしれませんね。

おやつ:100g以下のフルーツのコンポート(いちど、エキゾチックフルーツ、硬い殻に入った果物以外)

夜:野菜をミルクに混ぜたもの、少し砂糖を入れてあるヨーグルトまたはpetits suisses(プチスイス)。

プチスイスとは、フロマージュブランを濃くしたようなもの(乳酸発酵しただけの熟成していないフレッシュチーズ?)です。フランスは乳製品が豊富なのでヨーグルト以外に色々な種類の物があります。

また、フランスではミルクに野菜やシリアルを混ぜて哺乳瓶であげるというのも一般的なようですが、なんとなく抵抗があって我が家はこれだけは避けています。

今まであげていなかったお肉やお魚、卵、乳製品をあげれるとあって、ちょっと張り切って日本の離乳食本を見て、用意しました。日本の離乳食本には一回の食事で主菜、副菜1~2品を目安に栄養も考えて・・・なんかちょっと大変かも。。。でも、色々と食べてほしいので頑張って用意。

あんかけごはん、半分くらい食べてくれたかな。


あまり食が進まない娘、1回の食事で3品も食べれない様子。それでも少しずつ色々なものを食べてくれたらいいかなぁと。幸い、卵(黄身)やプチスイスをあげてみたところアレルギー反応はなく、一安心。

が、今日は主菜に用意したツナチャーハンを5匙くらい食べて、もうイヤ!プチスイスもイヤ!大好きな梨もイヤ!何も受け付けてくれず・・・。ついにはスプーンを見るだけで泣き叫ぶ娘。今日は、離乳食断念しました。。。私が作ったの、そんなに美味しくないかなぁとへこんでしまいました。。。

フランスのBFは月齢が進んでも、なめらかな状態なので少し抵抗はあるのですが、あまり力を入れすぎず、少しずつ市販のBFで馴らしてからのほうがいいのかなぁと思ったり。

日本の離乳食、難しいです。。。

14.11.11

Léon de Bruxelles (レオン)

久しぶりにLéon de Bruxelles(レオン)へ行ってきました。

レオンはムール貝専門チェーン店で、パリにはたくさんの店舗があります。そして、チェーン店にもかかわらずその味はとっても美味しい!下手なお店で食べるよりもここのほうが安心かつ美味しいです。

私たちはいつも美味しいと噂のモンパルナス店へ行きます。ここはサービスも良くてムールも美味しいです。チェーンだからどこでも同じ味でしょう?と日本人なら思うかもしれませんが、フランチャイズ経営のため、店舗によって味もサービスも違うので要注意です。

これでもかというくらいの量のムールと付け合せのポムフリッツ(ポテトフライ)が出てくるので、ここで食べた後はもう当分ムール貝は食べなくていいやと思ってしまうほどです(笑)。

写真では分かりにくですが、20cm程度の鍋(高さも20cmくらい)にムール山盛りです。


日本ではこの量のムール貝を一度に食べられるお店はないのでは?日本にもあったらいいのにと思う一方で、日本には美味しい魚介類がたくさんあるので、あえてムール貝なんて食べなくてもいいかもと思ったり。

ちなみにここには珍しくおむつ替えに台がありました!小さい子供連れでも大丈夫なのもいいところです。

ムール貝が食べたくなったらぜひお勧めのお店です。


住所:82bis Bld du Montparnasse 75014 PARIS
電話番号:01 43 21 66 62
営業時間:日曜~木曜11:45~0:00、金曜、土曜、祝日11:45~1:00
定休日:なし

12.11.11

シャルトル大聖堂

11日の金曜日は休戦記念日でした。せっかく3連休なので少しお出かけしたいなぁと思い、パリからそう遠くないChartres(シャルトル)へ行くことにしました。

この日はあいにくのお天気で霧がかかっていて、とっても寒かったです。

シャルトルへはパリから車で1時間半程度、町に着くとひときわ大きなノートルダム大聖堂が目に入ります。尖塔の上のほうは霧がかかっていて見えません。でもそれがまた大聖堂の雰囲気をよく醸し出していました。

中へ入ると、その天井の高さにびっくりしました。そして、ステンドグラス。こちらのステンドグラスは深い青色がとってもきれいで印象的でした。世界遺産だけあって素晴らしかったです。


続いてピカシェットの家へ行こうと観光案内所へ行くと、なんとこの日はお休み。外から少しでも見れませんか?と聞いてみたのですが、全然見えないと言われてしまいました。。。それでも私たちは懲りずに車で近くまで行ってみたのですが、やっぱり外からは全然見えませんでした。

まぁ大聖堂だけでも見れてちょっとしたドライブとしては良かったんじゃない?と思うプチ遠出でした。

10.11.11

帰宅難民?

パリは車社会です。通勤時間ともなれば道が混むことも多いです。バスも専用レーンがあるところはいいのですが、ないと渋滞に巻き込まれてエライことになります。エライことというのは、単に時間がかかるのみならず、あまりに混んでいる道があると勝手にルートを変えてしまうのです・・・。乗ってる側はアナウンスがあるものの、通らなくなった道で待っているお客さんはたまらないですよね。

さて、今日は娘の健診で午後一番にバスで病院へ行ってきました。今月も予防注射はなしなので安心していたのですが、娘の体重があまり増えていないので念のため血液検査と尿検査をすることになってしまいました(泣)。ちなみに8か月の娘ちゃん、身長68.5cm、体重7500gです。

血液検査、大変でした。まずもって、担当してくれた方が下手くそなのです。。。私も妊娠中に何度も失敗され痛い思いをさせられたお医者さんで、なんでこの人なんだろうと思わずにはいられませんでした。案の定、娘は2度も失敗され、泣きわめいてました。。。二人がかりで娘を押さえつけての採血、もう本当にかわいそうで見ていられませんでした。そして、尿検査もなかなか難しくて、検査が終了したのは夕方6時。

娘も私も疲れたのでタクシーで帰ろうと思ったら、タクシーが珍しくいませんでした。とそこへバスが来たのでラッキーと思って乗ったのが間違いでした。途中で別のバスへ乗換しようと思ったら、待てど暮らせどバスは来ない。。。しばらく待ったのですが、外は寒くて風邪をひかせたら大変と思い、急遽タクシー乗り場へ。が、タクシー来ず。。。そんなこんなで一時間ほどたってしまい、もう限界!メトロで帰る(乗換もあるので地獄)かと泣きの電話を主人に入れたら、迎えに来てくれました。もうあまりにうれしくて泣きそうでした。

結局そのあとも渋滞していて帰宅できたのは夜8時頃でした。(うちから病院まで車で20分、バスで40分ほどの距離です)

パリの渋滞を甘く見てはいけませんね。次回から遅くなったときは病院でタクシーを呼んでもらおうと強く思いました。

9.11.11

パリに住むということ

今日はパリ郊外に住むお友達のお宅へRERに乗って遊びに行ってきました。

RERはこんな電車。パリ市内はもちろん、郊外も走っています。

いつも会うときは我が家かパリまで来てもらっていたので、私が行くのは初めて。そして娘を連れて一人でRERに乗るのは初めて。ちょっと緊張しつつ行ってきました。

メトロからRERへの乗換は階段も多くて大変と聞いていたので、RERに乗れる駅までバスで行きました。地下にある駅へは階段かと意気込んだのですが、エスカレーターがあって一安心。

改札はプセット用(車いす)の場所があって、ボタンを押すだけ。係員を呼ぶ必要もなくて便利です。メトロだと係員にドアを開けてもらうように言わなければならない上に係員がいなかったりして本当に面倒です。。。

改札を通ってからもホームまでエレベーター&エスカレーターがあって楽ちん。

お友達の住むお家の最寄駅にもエレベーター&専用改札があって、何の苦労もなくたどり着いたので、RERだからと意気込んでいた私は拍子抜けしてしまいました。もちろんRERでも路線(今回乗ったのは比較的きれいだと噂のA線)や各駅によって状況は違うのでしょうが、メトロに比べてなんて快適~☆これでストがなければ全く問題ないです。

さて、電車は途中から外を走るのですが、辺りの景色を見ているとなんだか日本を思い出しました。パリを出ると辺りの景色は一変し、緑も増えるし、オレンジ色(茶色)の屋根の一軒家なんかも見え始めます。こうして窓の外の景色を見ていると、パリの街並みって本当に特殊なんだなぁなんて思ったり。

着いた駅もなんだか日本の実家の駅みたいで親近感がわきました。


パリ市は大きいようですが、実は日本の山手線内ほどの広さ。端から端まで行っても大した距離ではありません。そしてパリに住む=山手線内に住むのと同じということ。日本だったら山手線内に住むなんて贅沢ですよね?パリの家賃も恐ろしく高いので会社の援助がなければ私たちもとても住めません。。。

パリはあらゆる物がそろっているし、色んな人種の方が住んでいるので、言葉の面でも日本人が少ない郊外に比べると便利だったり、上の景色がきれいだったり?(道は恐ろしく汚い)、友達曰くエッフェル塔が近いなんて素敵(笑)とか、いいこともたくさんありますが、本当にフランスに住むなら私たちは郊外がいいなぁなんて話しています。雰囲気ものんびりしていて、なんだか落ち着くんです。

ないものねだりなのかもしれませんが、パリ郊外も素敵だなぁと思った一日でした。

8.11.11

初Bo bun(ボブン)

だいぶ前から一度食べてみたいと思っていたBo bun(ボブン)を食べに Restaurant Le Cambodge(レストラン・ル・カンボージュ)へ行ってきました。

Bo bun(ボブン)はベトナム料理のうちのひとつで、細い麺の上に牛肉やネム、にんじん、もやしなどの野菜とハーブ、パクチーがのっていてナンプラーの効いた甘いタレと一緒に食べるお料理。日本ではあまり食べられていないようですが、パリでは一般的に知られているベトナム料理の一つです。

最初にこのお料理をみたときは、たかが麺の上に肉や野菜がのっているだけでしょう?と思ってはいたのですが、みなさんの美味しいという評判を聞いてぜひ食べてみたいなぁと思っていました。

さて、こちらがボブン。


食べてみてびっくり。とっても美味しい!フォーのようにあっさりとはしていませんが、こってりもしすぎていなくて癖になる味。本当に食べに来てよかったぁと思うお料理でした。

こちらのお店はお客さん全員がフランス人。フランス人にも人気のお料理なんですね。

それにしてもパリには美味しいベトナム料理がたくさん。今回行ったお店のほかにも美味しいボブンのお店があるようなので、また近いうちに行ってみたいと思います。

日本にも美味しいボブンを食べれるお店があればいいなぁ。


住所:10 avenue Richerand 75010 Paris
電話番号:01 44 84 37 70
営業時間:12:00~14:30/20:00~23:30
定休日:日曜、祝日
Restaurant Le Cambodge

7.11.11

生後8か月

娘ちゃん、今日で生後8か月になりました!

最近は部屋中をはいはいで移動できるようになったので、行きたいところへどんどん向かいます。絵本の置いてある本棚はお気に入りの場所のうちの一つです。


この間できるようになったつかまり立ちもお手の物。私がこうしてパソコンに向かっているとソファーに手をかけて立ち上がってPC画面を覗き込み、いたずらし始めます。辺りにつかまれるようなものがないときなんて私の脚を支えに立つ始末。よっぽど立つのが好きなんでしょうね。


座るときは上手くいくこともあれば、失敗して転ぶことも。それでも懲りずに自分で立ち、座るわが娘、たくましいです(笑)。

立てるようになってから覚えたいたずらのうちの一つが、バウンサーを登り出すこと。これは危険なのですぐに止めますが、もう本当におてんば娘です!!誰に似たのかしら・・・。

そして、何よりもここ最近すごいのが後追い。私の後を必ずついてきます。これがとっても可愛いのですが、お料理しているときはもちろん、トイレ、お風呂どこへでもついてくる(ドアを閉めていてもドアの前で泣いてます)ので正直ちょっと勘弁してーと思うこともあります。まぁこれも成長のうちの一つですね。

夕飯の準備中、おとなしいなぁと思ったら私のおやつのマドレーヌを食べようと奮闘していました。親のやることよく見てますね(笑)。


8か月になっても大きく体調を崩すことなく元気にたくましく育ってくれている娘ちゃん、来月はどう成長しているか楽しみです。

ドイツ・オーストリア専門菓子店

先日、病み上がりのときにふとザッハ・トルテが食べたくなってテルヌにあるドイツ・オーストリア専門菓子店へ行ってケーキを買ってきました。

以前はLE STÜBLI(ル。スチュブリ)という店名だったらしいのですが、店名が変わったのでしょうか?買いにいったときにはショーケースに並ぶケーキ類を見て「ここだ!」と思って、そそくさと店内に入ってしまった&買った後はルンルンでお店の名前を確認するのを忘れてしまいました。

ショーケースにはフランスではあまりお見かけしないようなケーキがたくさん。しかもどれも美味しそう!休日だったのでお客さんもたくさん並んでいてみなさんたくさんのケーキを購入されてました。

色々迷ったのですが、当初のお目当てだったザッハ・トルテとフランボワーズ・イチジクのタルト、そしてチェリーを使ったForet Noir(フォレ・ノワール)にしました。



このザッハ・トルテ、チョコレートはもちろん、中にチェリーソースが挟まっていてとっても美味しかったです!そして、タルトもいちじくの甘さとフランボワーズのちょっと酸っぱい感じが絶妙、その辺のパン屋さんで買うよりも断然美味しかったです。フランス菓子では珍しい生クリームが使われていたForet Noirも本当に美味しくて久しぶりにまた行きたい!と思うような美味しいデザートでした。

本場のドイツ・ウィーン菓子をたくさんは食べたことはないので、一概に比較することはできませんが、主人も私も美味しいケーキを食べれてとってもうれしくなりました。次回行ったときにはお店の名前をよく確認してきます!


住所:11 rue Poncelet 75017 Paris

Musée National d'Art Moderne
国立近代美術館

毎月第一日曜日は市が運営する美術館は無料ということで、風邪も良くなったし昨日はMusée National d'Art Moderne(国立近代美術館)へ行ってきました。

ポンピドゥーセンターはその外観がかなり独特で、いわゆるパリの昔からある建物とは一線を画しています。複合文化施設となっていて中には美術館のほかに図書館も入ってます。


パリ三大美術館のうちの一つとも言われている国立近代美術館。以前から興味はあったものの近代美術は私にとってややとっつきにくく、行ったことがありませんでした。

この日は無料ということでルーブル美術館などの有名どころはかなりの混雑ですが、ここはすんなりと入ることができました。

欧州最大規模の近代美術館と言われるだけあって、広い館内には絵画や彫刻たくさんの作品が飾られていました。

Picassoの作品。学生時代に勉強していたので、ついついピカソの作品に目がいってしまいます。


こちらはMatisse(マチス)がニースのアトリエで描いた作品。


Pierre Bonnard(ピエール・ボナール)のL'atrier au mimosaという作品。お恥ずかしい話、この画家についてはよく知らないのですが、ミモザの色がとてもきれいで印象的でした。(写真がぼけていますが)


近代美術はあまりよく分からないのですが、Matisse(マチス)やPicasso(ピカソ)の作品が思っていた以上にたくさんあって、とても見ごたえがありました。

そして、この美術館はプセットで回ることができるので助かりました。おまけに娘はプセットの上で爆睡。作品をゆっくり見て回ることができて、本当に楽しかったです。やっぱり芸術鑑賞はいい息抜きになります。作品数も多かったので、また機会を見つけていってみたいと思います。

5.11.11

風邪ひきました

昨日の夜、お風呂を上がったら急にふらふらし出した私、のぼせたかなぁと思っていたら熱が・・・。

風邪をひいた原因はアパルトマンの上の階の騒音。平日、朝早いときは8時半くらいから夕方17時頃まで工事音がするのですが、この音がもう本当に耐えられないくらいすごいのです。。。まるで我が家で工事しているよう。天井が落ちてくるのではないかと思うくらいの騒音とその振動にノイローゼ寸前。もちろん事前に工事音がするなどの断りは一切ありません。

娘は音が怖い&眠れないで泣き出す始末。もう耐えられないと毎日外で過ごす羽目に。。。疲れても外に出ていたら風邪ひきました。

パリのアパルトマンは一概には言えませんが、壁が薄いので日本では考えられないくらい音が響きます。工事音の他にもFêtes(パーティー)好きのフランス人、夜中騒いでみたり。そのくせ自分たちのことは棚に上げて人の家の音に対してはすぐに文句を言ってきます。日本人のようにお互い様だから我慢しようなんて思わない、言いたいことは言う!この辺はラテン系民族だなぁと感じます。

イメージは優雅なパリ生活、実際暮らしてみるとそのイメージとはかけ離れているものです。

ところで、この間、ラジオを聞いていてとっても可愛らしいCMが流れていました。これぞまさに私の思うパリジェンヌという感じです。
CMはこちら

いつになったら平穏な日常がもどってくるのやら、という感じです。

3.11.11

Glou (グル)

一昨日はフランスの祝日でした。主人が「たまには一人でお出かけしたら?」と提案してくれたので、ちょっとウィンドウショッピング。久しぶりに自分のお洋服をゆっくり見ることができました。娘を連れていると、ついつい娘の物ばかりに目がいってしまうんですよね。

そんな充実した自分時間を過ごした後は、主人と娘と合流してマレ地区にあるGlou(グル)へランチに行きました。

店内はマレ地区らしく、ちょっとおしゃれな感じ。お子様メニューもあるのでプセットでももちろん大丈夫です。

主人はハンバーガー、私は牛肉の煮込み料理(名前を忘れてしまいました)を注文。


注文を受けてから牛肉をミンチにするというハンバーガーは、とってもボリュームがあって、まさに「肉食べてます」という感じ。

牛肉の煮込みのほうは、とってもお肉が柔らかくて付け合せの甘く煮たにんじんとの相性もばっちり。どちらもなんてことのないお料理ですが、美味しかったです。

せっかくなのでデザートも食べました。主人がRiz au Lait(リ・オ・レ)、私はピスタチオのクレーム・ブリュレを。どちらもとっても美味しかったです。


13時を過ぎると店内はほぼ満席に。でも、店内はがやがやとうるさくなることもなく、みなさん適度におしゃべりを楽しむ感じで、とっても居心地がよかったです。お店の方も親切。

そうそう、ここのビストロはBIOを意識したメニューがいくつかあったのですが、その中に日本語で「小規模量で捕獲した絶滅種でないマグロの~」という記載があって、思わず主人と笑ってしまいました。

この日は、珍しく娘もおとなしくしていてくれたので休日のランチをゆっくりと楽しむことができました。素敵な祝日を過ごさせてくれた主人に感謝です。


住所:101 rue Vieille du Temple 75003 Paris
電話番号:01 42 74 44 32
営業時間:12:00~14:30/20:00~23:00
定休日:無休
こちらに行かれる時は予約をしていくのがベストです

2.11.11

Brasserie Printempsでお友達とランチ

今日は、お友達とプランタンで待ち合わせしてランチをしてきました。

おむつを替える場所がかなり少ないパリ、デパートだとその点便利です。プランタンのブラッスリーはステンドグラスの丸天井がとってもきれい。雰囲気がとってもいいので、プセットでも大丈夫という情報を得ていたにもかかわらず、入るのをためらってしまうほどでした。


でも、案内された席はソファー席で4人スペースだったので、広々としていました。1か月くらいお姉さんのお友達の娘さんは、とってもおしゃべりが上手。まるで会話しているみたいでとっても可愛かったです。うちの子はおしゃべりよりも、とにかく動き回る。同じ赤ちゃんでもこんなにも違うのかと、見ていると面白いです。うちの子は間違いなくおてんば娘だなぁと再認識させられました。

お食事は、Plat du Jour(今日のメニュー)を頼んだところ、とっても大きな肉の塊とほうれん草が出てきました(笑)。とても一人で食べきれる量ではありません。


お友達とゆっくりおしゃべりしながら~というのが理想ですが、お互い娘の面倒を見つつ、お食事をいただきつつ、会話しつつ~、あっという間に時間は過ぎていきます。

自分たち&ベベちゃんのお食事を終えた後はお散歩。天気も良くて、ベベちゃん達はうとうと。歩きながらおしゃべりして、マドレーヌ寺院まで行きました。せっかくなので寺院の中を見学。中はとっても静かで落ち着きます。やっぱり何度来てもいいですね。

マドレーヌ寺院を後にして、すぐ近くに見えていた建物が気になったので行ってみることに。着いてみるとそこは、Eglise Saint-Augustin(サン・トギュスタン教会)でした。何度ともなくここを通ったことがあるものの入ってみるは初めて。

教会に入ると、古めかしい木のにおいが。観光客もいないくて、本当に静かです。マドレーヌ寺院に比べるとかなり地味な感じですが、入口近くにあったバラ窓がきれいでした。まだまだパリにも知らない場所がたくさんあるなぁなんて思いました。

お散歩している間は娘さんたちはとってもいい子、ママたちもたくさんお話しできて楽しいです。冬になったらこうゆうこともできなくなるのかなぁと思うと寂しいです。

とっても楽しい充実した一日でした。