フランスで流行する病気ガストロは、いわゆる胃腸炎で、吐き気・下痢・発熱を伴う病気です。娘がいきなりミルクをゲボっと吐きだしたときには本当にびっくりしました。
水も飲めず、Adiaril(日本で言う粉末のポカリスエットみたいなもの)も受け付けず、このままだと脱水になると大慌てで、夜10時ごろ小児救急がある病院へ。
様子を見て無理そうならこの日は入院とまで言われましたが、お薬を飲んでなんとか水を飲めるようになり、体重も増えたので、明け方には家に帰ることができました。
診察台にぐったりと横たわる娘、本当にかわいそうで見ていられませんでした。
娘の薬。Adiarilのほかにシロップ状の吐き気止め。

娘は熱はなく、ミルクを飲めない以外は元気そのものだったのが救いでした。
そしてその後、順調に回復した娘をよそに今度は私がガストロに。
しかも私は発熱も伴い、吐き気と下痢が止まらず、水も飲めず、もう本当にダメかもと思うくらいでした。急遽主人に薬局で薬を買ってきてもらって、夜が終わるころには何とか吐き気は収まりました。こんなにつらい病気に娘がかかっていたなんで本当にかわいそう。。。
こちらは私の薬。Adiarilは大人も飲むみたいです。

炭酸抜きのコーラがいいと聞いていましたが、無性にピンクレモネードが飲みたくなって主人に買ってきてもらいました。これ、とっても美味しいです。

1日ったって、吐き気と下痢は収まったものの、熱が下がらず、娘の面倒をみるのは大変ということで、無理をいって主人には会社を休んでもらってしまいました。こうゆうとき、近くに両親がいないのは本当に困ります。
それにしても、こんな病気が流行るのもフランスの衛生状況の悪さから。何しろフランス人はトイレの後に手を洗わない人が多いらしいのです。。。とても先進国とは思えないその衛生状況に辟易としてしまいます。これからの時期、人ごみにはあまり娘を連れて行かないほうがいいかもしれません。