30.3.11

1ヶ月健診

今日は娘の1ヶ月健診へ行ってきました。娘が生まれてから正確には3週間しかたっていないのですが、娘は生まれた時の体重がちょっと少なかったため健診の時期が少し早まりました。

病院へはバスで40~50分、バスの中で娘が泣き出さないかと心配でしたが、幸い娘はPorte-bébé(抱っこひも)の中でぐっすり眠っていてくれました。そういえば、今日は水曜だけあって(フランスの学校は水曜は午前中で終わる)バスは学生でとても混んでいましたが、またもや親切な方が席を譲ってくれたので助かりました。本当にありがたいです。

今日の健診は私のものを含めて3箇所を回るハードスケジュール。

まずは娘の骨盤のエコグラフィー(何のためにやるのかいまいち不明)。予約をしてあったのに(フランスではエコーは専門の先生が行います)混んでいたためか30分近く待つはめに。検査そのものは異常なしでした。

エコーで時間がかかったせいで続く私の産後健診へは少し遅刻してしまいました。状態は回復へ向かっているけれど、完治までにはあと2週間あまり必要らしいです。キネ(産後のリハビリ、フランスでは一般的)の処方箋も出してもらいましたが、完治してから始めるようにとのこと。

最後に小児科へ。ここで娘の空腹も限界に・・・ミルクを飲ませている途中で名前を呼ばれてしまい、健診中大泣き(焦)。。。娘の泣き声で先生の声がよく聞こえない(ただでさえフランス語わからないのに)。。。さて気になっていた体重は3570gと780gの増加。身長は52cmに。順調に成長しているようで一安心です。

写真は母子手帳ならぬ子手帳(母親のものは無)。旅行中も必ず持ち歩くことになっています。

さて、やっと全ての健診を終えてミルクを飲ませ、帰ろうと外に出ると大雨。コートで娘を覆い、バスへ。今日は、バスの乗り継ぎが悪く、雨でぬれて寒い中バスを待たなければならず、ついてませんでした。。。もう少し病院が近いといいのに。

来月は予防接種です。1ヶ月後も娘が元気にすくすくと成長してくているといいな。

28.3.11

久しぶりの白ワイン

私の出産祝いに主人が2つ星レストランtaillevent(タイユヴァン)が経営するワインショップLes Caves Taillevent(レ・カーヴ・タイユヴァン)で美味しい白ワインを買ってきてくれました。(いつかレストランにも行ってみたいものです)

一応、母乳はあげているので(それでも娘ちゃんは最近、哺乳瓶に慣れてしまって母乳を嫌がるのでほとんどあげてませんが・・・)、本来ならアルコールはあまりよくないのかもしれませんが、お医者さんがたまに1杯くらい飲むのは大丈夫と言ってくれたので、その言葉を信じてちょっとだけ。

もともとお酒をあまり飲むことがなかった私、妊娠中は当然アルコールは控えていましたが、飲めないとなると飲みたくなるもの。ビストロなどで周りの人が飲んでいるワインがとても美味しそうに見えたり、お料理にワインを使う際にちょっと味見したい衝動に駆られたりしました(笑)

ちなみにフランス人は妊娠中でも少しの量ならワインを飲む人もいるらしいです。さすがに妊娠中にそんなことをする気にはなませんでしたが。。。国が違えば色々と違うものです。

さて、飲んだのは写真のラベルのもの。ワインは全然詳しくないけれど、香りがよくてとても美味しかったです。この日の食事はかぼちゃのフランと鴨肉の洋ナシ添え、と本来なら赤ワインと一緒に食べる料理かもしれませんが、みんなで(この日は伯母と母もいたので)食事を楽しめたので大満足です。


住所:199 rue du Fauboug-Saint-Honore 75008 Paris
電話番号: 01 45 61 14 09
営業時間 : 9:00~19:30
定休日: 日曜、月曜

27.3.11

machan (松ちゃん)

土曜日はお昼過ぎに訪問看護師さんが来たので(いつも午前中に来ると言いながら実際は2時過ぎに来る・・・)、ランチは適当に済ませ、夜に焼肉を食べに松ちゃんへ行きました。



フランスで食べる牛肉って脂身が少ないものがほとんど。煮込んだりすればそれなりに柔らかくなって、それはそれで美味しいんだけど、やっぱり日本人。あの脂身の入った柔らかいお肉が恋しくなります。そんな時に行くのが松ちゃんです。

日本だったら、大したお店ではないかもしれないけれど、パリでこの質とコストパフォーマンスは素敵。さらにこのお店の良いところは小さい子供も連れていけるというところ。昨日も予約の際にクーファンで娘を連れて行くことを伝えるとちゃんとスペースを確保してくれていました。

家族で焼肉もいいけど、知り合いや友人と行ってお肉を焼きながらおしゃべりするのもいいな。


住所:55 rue du Theatre 75015 Paris
電話番号:01 45 77 03 50
営業時間:12:00~14:00、19:00~22:30
定休日:水曜、日曜昼

26.3.11

Cafe Pouchkine (カフェ・プーシキン)

昨日は日本から来ていた伯母と母がパリで過ごす最後の日でした。私自身の体調もだいぶ快方へと向かっていたので、午後から娘も連れて4人でお土産を買いにプランタンへ行ってきました。

娘にとっては初メトロ。車内は相変わらず香水やら何やらで異様なにおいがしましたが、ぐっすり眠ってくれていました。そして、ここでも娘を抱っこしていた私に親切な方が席を譲ってくださいました。立っていると結構揺れるので本当に助かります。

娘が生まれてから3週間たちますが、やっぱりこちらの赤ちゃんに比べると体格がフランス人からは必ず「petite」と言われます。昨日は道を歩いていたら4~5歳の子供に「petite、petite(小さい、小さい)」と言われました。それって娘のこと?私のこと(私も小柄なので)?、それとも両方?と思わず聞きたくなりました(笑)子供が子供を抱っこしてると思われてる可能性ありです。。。

さて、お土産を買ってプランタンの中にあるCafe Pouchkine(カフェ・プーシキン)でちょと休憩。このカフェ、モスクワで人気のカフェらしいです。パリでなぜモスクワ?という感じもしますが。。。

頼んだケーキはtarte rouge(赤いフルーツを使ったタルト)のはずが、イメージと全然違う!!確かにメニューに載っているケーキが一風変わっている気がしたけど、ここまでとは思わなかったのでびっくり。

でも、見た目とは違って(ちょっとグロテスク?)甘酸っぱいイチゴの味が美味しいし、ババロアみたいな食感も新鮮でした。

お値段は決して安いとはいえないし、フランスのデザートは得てして美味しいので、あえてモスクワのカフェに入る意義を見つけるのは困難ですが、ちょっとおしゃれな気分を味わったりする分には十分なカフェだと思います。

24.3.11

へその緒とフランス式沐浴

3月23日、娘のへその緒が取れました!取れているのを見た瞬間に思わず「へその緒が取れた!」と母に報告してしまいました。

ところで、このへその緒、日本だと桐の箱とかに入れて大事に保管しますが、フランスではこういった習慣はないそう。私たち夫婦も出産時にはへその緒をもらいませんでした。「へその緒がほしい」旨を先生に言えばもらえたのですが、もらっても自分たちでどう処理したらいいかわからないので。。。(そのまま乾燥させるのか、何かの薬品につけるのかしないと腐りそうだし・・・)

ただ、この取れたへその緒だけは可愛い箱かなにかに入れて保管しておこうと思います。

へその緒が取れて、我が子の成長を少し垣間見れたことは単純にうれしかったのですが、うれしかった理由は他にもあります。それは、沐浴が少し楽になったこと。

何しろこちらの病院で教わった沐浴の仕方、作業がたくさんあって大変なのです。
作業はこんな感じ。

1. ベビーバスにお湯をためる
2. 赤ちゃんをマットの上に寝かせて服を脱がす
3. おむつを替える
4. 身体を洗う布(我が家では日本式に沐浴布を使用)を濡らして洗剤をつける
5. ④を使ってマット上で髪→首→体→背中→腕→足→おまた→おしりの順に洗う
6. ベビーバスの中に赤ちゃんを入れて洗剤を落とす
7. タオルでふく
8. おまたに肌荒れ防止クリームを塗る
9. 身体全身に乾燥防止クリームを塗る
10. おむつをつける
11. へその緒を消毒し、赤チンをつける
12. 服を着せる
13. 生理食塩水で顔をふく
14. 髪をとかす
15. ビタミンDをあげる

というこで、このたくさんある作業のうちの一つが減ってちょっとうれしいです。赤チンって指につくと洗っても落ちないし(泣)。

それにしても沐浴、湯船から出してからの作業が多くて、「あっクリーム塗るの忘れた!」とか何かしらの作業を忘れそうになるなど、最初はてんやわんやでした(笑)。日本の育児本だと沐浴ってもっと単純なはずなんだけど。。。まぁ日本とは水が違うので仕方ないです。お肌かさかさになっちゃってもかわいそうだし。

でも、いつまでこの作業を続けるのでしょう?今度先生に聞いてみようと思います。

CHEZ MIKI (シェ・ミキ)

出産後、我が家では『テイクアウトできる美味しい物』の需要が高まっていますが、これをパリで見つけるのは一苦労です。日本にいたらお弁当や出前がたくさんあるのに・・・日本って本当に便利だなぁと思う今日この頃。

さて、『テイクアウトできる美味しい物』第一弾は、CHEZ MIKI(シェ・ミキ)のお弁当。お値段15€前後とお手頃で、数種類ある前菜、メインから好きな物を選択できます。

この日はきんぴらと鰯のハンバーグ、メインはから揚げにしました。きんぴらは西洋ごぼうを使ったもの?だったのかちょっと変わった歯ごたえでしたが、とても美味しかったです。鶏のから揚げもテイクアウトしたにもかかわらず衣はサクサク、中はジューシー。

お味もよく、コストパフォーマンスもまぁまぁ。お店の場所が自宅からは遠いのがちょっと難点ですが、リピート決定です。



住所:5 rue de Louvois 75002 Paris
電話番号: 01 42 96 04 88
営業時間: 12:00~14:30、19:00~22:30
定休日:日曜の昼、月曜、祝日

22.3.11

フランス人とのちょっとした会話

震災からもうすぐ2週間がたちますが、遠く離れたフランスでも毎日のようにニュースを耳にします。

入院中も医師や看護師さんが家族の安否を気遣ってくれていましたが、最近でも管理人さんや訪問看護に来ていただいている看護師さん、ご近所さんなど多くのフランス人が「家族は無事か」など声をかけてくれます。

今回の災害は遠いフランスにいるといえども決して他人ごとではなく、被災者の方々の安全と一刻も早い被災地の復旧をお祈りするばかりです。

これは地震に限ったことだけではありませんが、フランス人は見ず知らずの人にも気軽に声をかけてくることが多い気がします。たとえば最近、我が子を連れてスーパーや飲食店に行くのですが、必ず誰かしらが「何か月?」「あら、可愛い」「おめでとう」など声をかけてくれます。

大した会話ではないけれど、こういったちょっとした会話のやり取りは心が温まったり、楽しかったりします。ただ一つ、もう少しフランス語を流暢に話せれば、もっといいのですが・・・

21.3.11

フランスの赤ちゃん用お布団

フランスでは寝返りができない新生児が毛布等で窒息してしまう危険があるということで枕、毛布、掛布団を使うことが禁止されています。病院でも再三、このことについて注意を受けました。

ということで、赤ちゃんはお布団の代わりにgigoteuse(ジゴテゥーズ)という寝袋のようなものに入って寝ることになります。布団だと暴れて脱げてしまうこともありますが、このgigoteuseはそういった心配もないのでとても便利です。(出ている腕は寒くないのかぁなんて思うこともありますが)


何よりもこれに入ってすやすやと寝ている様子が本当に可愛いです(親ばかですが)。

TY BREIZ(ティ・ブレーズ)

日本から来ている母と伯母を連れてモンパルナスにあるTY BREIZ(ティ・ブレーズ)へ行ってきました。以前、この辺りに住んでいたこともあるので多くのクレープリーがあることは知っていたものの、パリでガレットを食べたのは初めて。

サン・マロ(ブルターニュ地方はクレープの本場)で食べたガレットがとても安くて美味しかったのでパリではもうあのような味には出会えないかも、という不安があったことと、ブルターニュ出身の語学学校の先生が「パリで本場のガレットを食べるのは無理!高いだけ」と言っていたことからクレープリーへ行くことを敬遠していた私たち夫婦。期待と不安を抱きつつお店へ。

頼んだのは、伝統的なハム・チーズ・卵のガレット。

お皿からはみ出す大きさのガレット、薄いから全部食べれるかなぁと思ったものの半分でギブアップ・・・チーズがのっかっているためか、お腹にとてもたまりました。パリでガレットを食べたことがないので、他のお店との比較はできませんが、生地がとても薄く焼きあがっていて、美味しかったです。

今度いくときはデザートクレープも食べてみたいです。

20.3.11

Maison du Chocolat (メゾン・ド・ショコラ)

土曜日は予定していた訪問看護を受けることができず、やむなく主人に病院へ連れて行ってもらい、処置を受けることに。休日とあって待合室で長時間待たされ、せっかくの休日が台無しに・・・平日は仕事で忙しい主人には本当に申し訳ない想いでいっぱいです。

病院へ行った帰りにMaison du Chocolat(メゾン・ド・ショコラ)へ寄ってデザートを買って帰ることに。せっかくの休日、それくらいの楽しみがないと。

私たち夫婦にとって初のMaison du Chocolat(メゾン・ド・ショコラ)!

ところが、私の食べたかったチョコレートのエクレアが既に売り切れ。。。ずっと楽しみにしていたのでショック。よっぽど私ががっかりした様子に見えたのか、店員さんもとても残念そうに「今日はもうないのよ」とおっしゃっていました。

ないものをとやかく言っても仕方ないので、気持ちを切り替えて残っていたデザートの中からキャラメルのエクレアに決めました。ちなみに主人はチョコレートタルト。

高級感の漂うお店とは対照的にお味はとても安心感があり、老舗店の作るデザートといった感じでした。

次回こそチョコレートのエクレアにリベンジしたいものです。


住所:120 avenue Victor Hugo 75116 Paris
電話番号: 01 40 67 77 83
営業時間:10:00~19:30
定休日:日曜、月曜
(パリ市内に数店舗あり)

19.3.11

退院後2週間がたって

病院を退院してから2週間。我が子は私たち夫婦に似て食いしん坊であることが判明。鼻をふがふがさせながら母乳を飲み、自分の手を哺乳瓶に添えてミルクを無心に飲む様子には思わず笑ってしまいます。そんなに焦って飲まなくてもゆっくり飲んだらいいのに(笑)

小柄なわりに食欲旺盛な我が子に安堵する一方、私自身の体調がすぐれず・・・昨日はとうとう病院へ行ってきました。検査の結果、看護師さんに毎日来てもらい、処置をしなければいけないということでした。先生曰く、私自身が小柄なので体力的な問題(抵抗力が低下しているらしい)じゃないかなということでした。歩くのは極力避けて、安静にしているようにとのこと。自分の体力のなさにちょっと落ち込みます。。。

幸い、母と伯母が日本から来て家事をやってくれているので、今のところ安静にしていられますが、来週以降は帰国してしまうので、何とかこの1週間で少しでも回復したいです。

それにしても、家事をしながら赤ちゃんの面倒も積極的に参加してくれる母には頭があがりません。地震による影響も気になるだろうに日本から遠くパリまで来てくれたことに本当に感謝です。

17.3.11

bai thong (バイ・トン)

出産前、たまにはアジアン料理でも食べたいねということで行ったお店bai thong(バイ・トン)。日本食はちょこちょこ食べに行く私たち夫婦ですが、アジアン料理は初。

お店はBastille(バスティーユ)駅近くにあり、雰囲気はわりとよさそう。

この日頼んだのは、前菜に春巻き。メインは、主人がホタテのグリーンカレー、私がエビのチャプチェ。


春巻きは特別に美味しいというわけではなかったけど(もちろん不味くはない)、メイン料理はどちらもピリ辛で美味しかったです。特にチャプチェはボリュームもあり、甘辛い味付けが病み付きになるお味で満足でした。

ただ、このお店、アジアン料理なら比較的安く食べられる印象ですが、このお店はお値段がちょっと高いのが痛いです。料理の量も少なめなので、安くてお腹いっぱい食べたい人にはおすすめできません。



住所:47 rue de Charenton 75012 Paris
電話番号:01 43 47 55 47
営業時間:11:00~15:30/19:00~24:00
定休日:日曜

16.3.11

最近みたDVD [Bienvenue chez les CH'TIS]

映画をみたいのは山々だけど、フランス語を理解できる自信はない私。DVDならフランス語字幕を表示できるのでfnackへ行ってDVDを買ってきました。買ったのはBienvenue chez les CH'TISというフランス映画。

内容は、フランス南部の郵便局で働く主人公がコートダジュールへの転勤(妻の要望)を図るも失敗、北部への転勤を命じられるところから始まります。北部の情報を収集するも入ってくるのはネガティブなものばかり。最初は、主人公も北部の人々が話す強い方言や独特の食べ物などの習慣の違いに戸惑うものの、少しずつその生活に馴染み、同僚との絆も深めていくという話。

ストーリーそのものは特別なものではないけど、主人公のちょっとおバカな発想や行動に思わず笑ってしまいます。また、フランス北部の強い方言を話す主人公の同僚と標準語を話す主人公の会話のやりとりが絶妙。

個人的には、主人公が勤める郵便局で部下が手紙を配達する先々でお酒を振舞われ、帰ってくる頃にはベロベロに酔っ払ってしまう、という場面がなんともフランスらしくて面白かったです。日本の郵便局ではこういった場面は例えフェイクでもNGだろうな(笑)

この映画の監督を務めたDany Boonの新しい映画が最近公開されたので、DVDになったら観てみようと思います。

15.3.11

Breakfast in America
(ブレックファスト・イン・アメリカ)

出産後の私の体調を気遣い、この日の夕飯はテイクアウトですますことに。たまにはジャンキーな食べ物もいいかも、ということで主人が探してくれたのがBreakfast in America (ブレックファスト・イン・アメリカ)。パリでアメリカンなハンバーガーを食べれるお店。

チーズバーガーとポテトを注文。

すごいボリューム。。。残念ながら自分たちが食べる前に我が子の食事タイムとなってしまったため、食べる頃にはすっかり冷めてしまいました。

肝心のハンバーガーは・・・ちょっとパサパサ。肉々しさはまさにアメリカといった感じ。食べごたえがあります。ポテトもアメリカン。ただ、個人的にはフランスのポテトフライのほうが好きですが。。。

もしもアメリカンフードが大好きだったら利用するお店だろうと思いますが、お肉が食べたいだけだったら他のビストロに行くかなぁといった感じです。


住所:4 rue Malher 75004 Paris
電話番号: 01 42 72 40 21
営業時間:月曜~土曜 8:30~23:00
      日曜日8:30~23:00
定休日:無休

14.3.11

フランスの赤ちゃん用ミルク

当初は母乳育児を希望していましたが、色々な事情により混合ミルクで育てることにしました。

小児科の先生から指定されたのはGallia。フランスで一般的な粉ミルクです。

驚くのは、粉ミルクの与え方。ミルクは常温のEVIAN(エビアン)に粉ミルクを入れて混ぜるだけ。温める必要もありません。もちろん、温めたければ温めてもいいそうですが、その際はかえって色々と気をつけなくてはならないことがあるようです。

ということで、わざわざ手間をかけてリスクを増やす必要はないので、当然、病院の指示に従って常温のEVIAN(エビアン水)を使っています。

ちなみに我が家ではミルクをあげるタイミングをみて用意していますが、人によっては(特にアメリカ人)、その日1日分のミルクを用意(哺乳瓶6本程度)して冷蔵庫に保管し、あげるときに冷蔵庫から出して与えるそうです。当然、それでも赤ちゃんには何の問題もないそう。さすがに我が家では冷たいミルクをあげるのは抵抗があるのでやりませんが・・・

哺乳瓶は専用の機械に水を入れて、電子レンジに入れるだけ(特別な洗剤も必要なし)で、想像していた粉ミルクの与え方とは全然違うけれど、我が子はごくごくと美味しそうにミルクを飲んでくれています。

少し小柄な我が子、いっぱい飲んで大きくなってほしいな。

Des Gateaux et Du Pain
(デ・ガトー・エ・デュ・パン)

ラデュレ、プラザ・アテネで働いていた経験もある女性シェフのパン屋さんDes Gateaux et Du Pain(デ・ガトー・エ・デュ・パン)。以前より近くに行く機会があったら食べてみたいなぁと思っていました。

育児休暇をとってくれている主人がここの近くにある美容室へ行くということで、ついでに買ってきてもらいました。

ランチにPetit Chasseau au Pomme(アップルパイのようなパン)、プチクロワッサン、Panin au Chocolat(パン・オ・ショコラ)の3種類のパンをいただきました。

どのパンも形がとてもきれいで洗練されている感じ。特にPetit Chasseau au Pommeは生地がさくさくで香ばしく、中に入っているリンゴが甘くてとっても美味しい!今まで食べたPetit Chasseau au Pommeの中で一番かも。クロワッサンは、バターがあまり使われていなくてシンプルなお味。Pain au Chocolatは、好みの問題だと思うけれど、中のチョコが少な目でちょっと物足りない感じでした。

デザートはflure de sel(塩の華)を使ったキャラメルのケーキ。

中のパウンドケーキはしっとり、外側をコーティングしているキャラメルは上品な甘さでとても美味しいです。


住所:63 boulevard pasteur 75015 Paris
電話番号:01 45 38 94 16
営業時間:8:00~20:00
定休日:火曜

13.3.11

Comme des Poissons
(コム・デ・ポワソン)

3月12日、病院を退院しました。

退院祝いに主人がComme des Poissons(コム・デ・ポワソン)でお鮨を予約してくれました。美味しいと噂は聞いていたものの、実際に食べるのは初めて。昨日は特別に上鮨(おまかせにぎり)を頼んでくれました。

見るからに美味しそうなお鮨。もちろんサーモンなんて入ってないし(フランスの似非お鮨はサーモンばっかり)、ウニまで入ってる!

お味は文句なしに美味しい!!!比べるまでもないけれど、入院中の悲惨な食事とは雲泥の差。パリでこんなに美味しいお鮨を食べれるとは思っていなかったので、感動しました。イカ、トロ、うなぎ、巻き物、どれも全部美味しかったです。

入院中は肉体的にも精神的にも楽ではなかったので、どんなに夜遅くても必ず仕事帰りにお見舞いに来て、私を励ましてくれた主人には本当に助けられました。その上、こんな美味しいお鮨を食べさせてくれるなんて。本当に感謝です。

ちなみにこのお店、FIGARO(フィガロ)でも紹介されたことがあるため、フランス人にも人気があり、予約をとるのが難しいらしいので個人的にはテイクアウトがおすすめです。


住所:24 Rue de la Tour 75016 Paris
電話番号:01 45 20 70 37 (要予約)
営業時間:月曜~土曜 11:30~15:30/17:30~21:00
     日曜 17:30~21:00
定休日;月曜、日曜昼

11.3.11

地震

日本で起こった東北地方太平洋沖地震、M8.8と国内最大規模だというニュースを知ったのは、朝、赤ちゃんの沐浴をするために行ったNersery(ナーサリー)ででした。

退院前の赤ちゃんの健診をしてくれた先生に家族は無事か聞かれました。M8.8と聞いてびっくり。

病室に戻ってテレビをつけてみると、どの局も日本の地震について報道していました。日本から遠く離れたフランスでこの騒ぎ(サルコジ大統領がコメントしてたり)相当な被害だということを認識しましたが、報道されていた映像をみて、さらにびっくりしました。

病室にあるテレビはNHKニュースがみれる(我が家ではみれない)ので、今もニュースをみています。

フランスは地震がないので、避難訓練や地震の際に人々が机の下に避難する様子に相当驚いていました。地面が揺れるなんてとても信じられないようです。

もし、フランスではなく日本で出産していたら…考えただけで恐いです。

10.3.11

Blanquette de Veau (ブランケット・ド・ヴォー)

ビストロメニューで目にすることが多いBlanquette de Veau (ブランケット・ド・ヴォー)。つい最近、ふと自宅で作れるのかなぁ?と思い、ネットでレシピを検索。フランス語だけど、色々なレシピがあった。特別な材料は必要なく、作り方もそれ程難しそうじゃなかったので、マルシェでveau(子牛肉)を買って挑戦してみました。

付け合わせにはBlanquette de Veau (ブランケット・ド・ヴォー)で作った野菜ブイヨンを使って炊いたご飯を添えました。

見た目はクリームシチューみたいだけど、味は全く違ってとても美味しく出来上がって大満足。

子牛肉は部位によっては高いけど、Blanquetteは比較的お手頃なお値段なのも助かります。また食べたくなったら作ろうと思います。

9.3.11

無痛分娩 その2

産まれてきたばかりの赤ちゃんを抱いた後、先生が処置をしている間も麻酔が効いているため痛みはなく、しばらくしてから病室へ。その日は赤ちゃんは別のお部屋で預かってくれました。

明け方、麻酔がきれて痛みが襲ってきました。疲れてるけど痛くて眠れない。翌日は助産師さん立ち会いのもとお風呂へ入ったのですが、目眩がして倒れてしまいました…麻酔後は、よくあることらしいけど、まさか自分が倒れるとは…その日の午後はさらに気分が悪くなり辛かったです。鉄分を点滴補給し、薬を飲んで夕方にはだいぶ落ち着きました。

トイレに行くことも自由に歩くこともできない、さらには気持ち悪くなる。無痛分娩も決して楽ではないことを再認識しました。でも、産まれてきた赤ちゃんを見ると、そんな苦労も忘れるくらい愛おしいから不思議です。

8.3.11

無痛分娩 その1

出産について、その時思ったこと、感じたことを記録しておこうと思います。

3月6日の夜中15時に身体の異変に気づき、お風呂へ。髪の毛を乾かして、荷物を再点検。病院からは、15分間隔で陣痛がきたら来て下さい、と言われていました。陣痛がその間隔になるのは翌日だろうと思い、とりあえずベッドに戻りました。

ところが、陣痛の間隔をメモしてみると6〜7分間隔!なんで??話と違うよね?と主人とあたふた。5時頃、痛みが強くなってきた私を見かねた主人が病院へ連れて行ってくれました。

陣痛が始まった時間と間隔を伝えると、助産師さんも首をかしげていましたが、とりあえず様子を見ることに。数時間後、痛みどめを処方してもらいました。朝食を食べて、少し歩いてきと、との指示で30分ほど朝の散歩へ。戻って診察を受けると、まだ出産には時間がかかりそうとのことだったので、一度家に帰ることに。

この時、陣痛は痛みどめの効果もあって、それ程ひどくはなかったけど、薬のせいか吐き気がひどくて…陣痛がきては痛みに耐え、吐き気がきてはトイレへ。もうてんやわんやでした(焦)。

病院からできる限り歩いたほうがいいとの指示を受けたので、主人と近所の森を散策。陣痛がくる度に立ち止まり痛みに耐える私、周りの人からしたら、あの人何してるんだろう?って感じだったと思います(笑)帰り途には痛みが増加…結局2時間くらい歩いてました。春めいてきた森を散歩するのは、とても気持ちよかったけど、痛みがくると本当に辛かったです。日本でも出産までに時間がかかる場合は、歩かされるって聞いたことあるけど、病院内のイメージ。フランスみたいに家の近所を散歩させられたりするのかなぁ?

帰宅後、痛みに耐えきれず再度病院へ。そのまま出産になりました。時折くる陣痛に悶え苦しむ私の横にいた助産師さんたち。ベッドに肘ついて全く関係ない話(夕飯がどうとか)で盛り上がってるし…そんな話してないで何とかしてよ!!って本気で思いました。

そして、出産4時間前にようやく麻酔をうってもらえました。その後、一度痛みが復活し、再度麻酔の量を調整してもらいましたが、麻酔後は天国。主人と産まれてくる我が子のことや他愛ない話をしながら過ごせました。この時間こそ無痛分娩のいいところだろうなぁと思います。

ただ、痛みがない分いきむのは一苦労。産まれてきたばかりの赤ちゃんを胸の上に抱いた瞬間に自分が出産したことを認識しました。

出産

3月7日、21時47分にパリ近郊の病院にて体重2790gの女の子を出産しました。

母子ともに健康で、今は幸せな気持ちでいっぱいです。

出産にあたり、支えてくれた全ての人に感謝です。ありがとうございます。

出産に至るまでのお話は、別途記録していきたいと思います。

7.3.11

La Gerbe d’Or (ラ・ジェルブ・ドール)

ル・コルビジェの歴史的建造物を見学した帰り、St-Germain-en-Laye(サン・ジェルマン・アン・レイ)にあるLa Gerbe d’Or (ラ・ジェルブ・ドール)で翌日の朝食用のパンとデザートを買ってみました。

このパン屋さん、パン・ド・カンパーニュコンクール金賞、Ile-de-France(イル・ド・フランス)タルト・オ・ポムコンクール第二位、がレットコンクール第二位など、数々の受賞経験があるお店らしく、お店の外にまで行列ができていました。

私たちは、噂のTarte au Pomme(タルト・オ・ポム)と、シェフがノルマンディーご出身とのことだったので、soufflé normande(スフレ・ノルマンド)を買いました。

タルト・オ・ポムは薄くカットされたリンゴが甘く、生地とともに香ばしく焼けていて、とても美味しかったです。また、スフレ・ノルマンドは、見た目はすごいボリュームだけど中に小さくカットされたリンゴが入っていて、甘いカスタードクリームのいいアクセントになっていて、意外とペロッと食べれてしまいました。

こちらは、朝食用に買ったクロワッサンとパン・オ・ショコラ。

は程よくバターが使われていて生地はさくさく、とても美味しかったです。


住所:8 rue de Poissy 78100 Saint-Germain-en-Laye
電話番号: 01 34 51 04 46
営業時間:7:00~20:00
定休日:月曜

5.3.11

Villa Savoye (サヴォワ邸)

ここ最近週末になるとお天気が崩れていたけれど、今日は晴れていたので、少し足をのばしてLe Corbusier(ル・コルビュジェ)のVilla Savoye(サヴォワ邸)へ。

パリから車で30分程度移動するだけで辺り一面の景色が変わり、木々が多くとても静かな街並みに変わります。パリは必要な物は何でもそろうし、観光地もたくさんあって、とても華やかでいいけれど、週末はちょっと郊外に足をのばして、公園とかで静かにゆっくり過ごすのが好きです。


目的地のサヴォワ邸はSt-Germain-en-Laye(サン・ジェルマン・アンレイ)から少し行ったPoissy(ポワッシー)という町にあるのですが、目的地付近になってもそれらしき建物が見つからず・・・ここかなぁと入ってみた広い敷地内にはこんな素敵な邸宅が!まるで映画の世界?こんなところに住んでみたいものです(笑)


さて、今日行ったサヴォワ邸地球の歩き方によると・・・
20世紀を代表する巨匠ル・コルビュジェの代表作で、モダニズム建築の真骨頂ともいわれている傑作。「ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面」という近代建築の5つの原則が体現されいてる。
とのことです。

私たち夫婦は建築に詳しいわけでは決してないけれど、日本の明治時代、フランスでも装飾が施された伝統建築が一般的だった時代にこんな建物がいきなり現れたら、当時の人は相当驚いただろうねぇと話しながら見学してきました。

美味しいものを食べるのが大好きな私、サヴォワ邸見学後は忘れずにサン・ジェルマン・アンレイに立ち寄り、パンとデザートを買って帰ってきました。ここで買ったパンとデザートについては後日ブログにアップします。

久しぶりにパリから抜け出して小ドライブ、とても穏やかな休日を過ごすことができました。

4.3.11

ひな祭り

昨日3月3日はひな祭り。まだお腹の中にいる赤ちゃん(女の子)だけど何かそれらしいことでもしようかなぁと思い立った私。

でも、ちらしずしってあんまり好きじゃないんだよね~と主人と意見が一致。なので、ひな祭りとは全く関係ないカレーに決定。気合いを入れて(ただ暇なだけですが)、初めて市販のルーを使わずに作ってみました。

結果は、うーん。不味くはないけど今一歩コクが足りない?何かが足りないと思い少しずつ色々な調味料や食材を足してみた(クミンや唐辛子、じゃがいものすりおろしでとろみをつけたり)んだけど、どうにも何が足りないのかわからず・・・カレーって難しい。時間をかけたわりには美味しくない味にちょっとがっかり。。。


さて、デザートには抹茶ロールケーキを作ってみました。

こちらの結果は・・・フランスの生クリームを使って日本のお菓子を作るのって本当に難しい。今回もcrème épaisseとcrème légerを混ぜて泡立てたんだけど、小豆を入れて時間がたったらダレテきてしまいました。。。どうしたら日本の生クリームのようになるのか誰か教えてほしいです。

カレーはともかく、抹茶ロールケーキは来年はリベンジ?できるといいなぁ。

3.3.11

鴨肉を使ってプチ贅沢気分

パリで魚介類のお値段が高いことは以前書きましたが、逆に日本より安いものもたくさんあります。鴨肉もそのうちの一つ。たまには鶏肉ではなく、鴨にしてみようとマルシェで買って来ました。ちなみにお値段、約2人分で8€程度だったと思います。


前菜は、最近マルシェに出始めたばかりのグリーンピースを使ったスープ。





メインは鴨のソテーに梨を添えて。

鴨肉は15分程度ソテーするだけ、ソースはリンゴ酢を使って簡単に仕上げます。鶏肉ほど淡白ではなく、ジューシーな鴨肉は、どちらかというと牛肉に近い気がします。外で食べることを考えるとお値段も決して高くないので、たまにのプチ贅沢メニューです。


デザートには鉄分豊富なプルーンを使ったムースを作りました。

前菜+メイン+デザートのコースメニュー、お家だけどちょっと外食した気分、と主人も喜んでくれたので作った甲斐がありました。

フランスの郵便事情

日本にいる両親がフランスにいる私たち夫婦を気遣って、たまに小包をEMSで送ってくれます。が、この日本から送られてくる小包が少し前から立て続けに家に届かない・・・おまけに不在届すら入っていない。

一度目のときは、きっとガルディアン(管理人さん)がお留守だったからだろうと思ったけど、さすがに三回以上起こっているので不思議に思い、フランス郵便局の荷物追跡ページを毎日欠かせずチェック。

今日こそ荷物が届くという日、一日中家にいたにもかかわらず、小包が受取人不在のため局留めになってる!(プラス不在届なし)しかも普通の郵便物が届いている=ガルディアンいるじゃん!

あぁ、やっぱりね・・・(ここで怒らなくなったのはフランス生活の賜物)

chronopost(クロノポスト)の配達担当(EMSを取り扱っているフランス郵便局の子会社)がサボっていることを確信。

受取郵便局は我が家から徒歩10分程度のお隣の駅にあるため、休日車にて受取へ。郵便局員にやんわりと苦情を言った(ちなみに前回も苦情を言ったけど)ところ「ごめんなさい、でも私は配達員じゃないからわからないの」

えぇ、えぇ、きっとそう言うと思ってました。対応してくれた局員の方はかろうじて「désolée(ごめんなさい)」と言ってくれましたが。

今後も小包が我が家に届く望みは薄いでしょうね・・・

2.3.11

ワイン選びの難しさ

スーパーで商品選びに時間がかかるコーナー。
1位. 乳製品
2位. ワイン
3位. お菓子

1位、2位はその商品数の多さ故です。3位のお菓子はただ単に美味しいのがないかなぁと物色する時間が長いだけです(笑)そして、この中でも特に困るのが2位のワイン。

普通のスーパーでもこの品揃え。(写真に映っていない右側にもワインがずらりと並んでいます)おまけに安い!

私はお酒があまり強くないので、日本にいるときは自分でワインを選んだ経験なんてゼロでしたが、フランスに来て料理にワインを使うことが多いので、必然的に選ぶ機会が増えました。



でも、この品揃え故にワイン選びには苦戦。たとえばレシピに辛口の白と書かれていても、どのワインが辛口かわからないし、たとえ買いたいワインの産地が明確に決まっていても同じ産地のワインはたくさんあってどれにしたらいいのか・・・

もし、ワインの知識があったら選ぶのも楽しいだろうなぁといつも思ってしいます。フランスにいる間に少しはこの種類豊富なワインを使いこなせるようになりたいものです。

BECHE (ベッシュ)

病院へ行った帰り、ちょうどお昼の時間だったのでBECHE(ベッシュ)でパンを買って帰ることに。

前々からこのパン屋さんの近くを通ることは何度かあったけど、買ったのは初めて。中村江里子さんおススメのパン屋でバゲット・クロワッサンともに美味しいという話しを耳にしていたので、一度は行ってみたいと思っていました。

買ったのはツナのバゲットサンド。

お味はというと、普通に美味しかったです。バゲットはとてもシンプルなお味。表面は薄いベージュ色であまり焼きすぎておらず、食感も固すぎず、とても食べやすかったです。これなら普段、バゲットを食べなれていない日本人でも美味しく食べれるかも。(日本から来る友達はパリのバゲットの固さにびっくりすることも多いので・・・)

でも、私個人としては、バゲットは少し香ばしいくらいに焼けていたほうが好きかな。


住所:118 avenue Victor Hugo 75116 Paris
電話番号:01 47 27 97 79
営業時間:7:00~20:00
定休日:月曜

1.3.11

フランスで妊婦になってみて感じること

出産間近とあって、最近はお腹が重い。そうはいっても、家でじっとしているのが苦手な私は病院へ行く以外にもちょこちょこ外出しています。(先生の許可取得済)

我が家から病院へ行くには、バスを1回乗り継いで約40分~50分程度。もちろんバスが通常運行されていればですが・・・遅延や運休が度々起こるRFR(フランスの電車)やメトロに比べれば、バスはマシな気がします。(道が通れなくて遅れることは度々だけど、この程度ならフランスでは問題なしといえると思うので)

公共交通機関を使って15分以上の移動をするときに車内で座れないとキツイのですが、最近はさすがに周りの方が気づいて席を譲ってくれます。これは私の感覚ですが、車内でご高齢の方や妊婦に席を譲るというマナーは日本よりもフランスのほうが優れていると思います。

日本だと「妊婦です」とアピールするキーホルダーがありますが、ああいった物がないと席を譲ってもらえないのではちょっと切ない気がします。

もちろん、いくら日本よりも席を譲ってくれるからといっても誰もが席を譲ってくれるというわけではないです。私の場合、譲ってくれた方の9割は女性。年齢は若い子から50代くらいまでのマダムまで様々です。若い子が譲ってくれることが多いのは日本と違うところかな。

ただ、妊婦だとわかれば席を譲ってくれるので、往々にして日本人の妊婦さんは不利。というのも、体格の違いなのか、こちらの妊婦さんのお腹の大きさといったら日本人とは比べ物にならないくらい大きいからです。ちょっとお腹が出てきたなぁくらいでは到底気づいてもらえないのが実情。実際、私は8ヶ月くらいになるまで妊婦だと気づかれないことがほとんどでした。。。

また「妊婦さんの時期は女性が最も美しい時期」と言われる通り、フランスの妊婦さんは、あえてお腹の目立つ服装をするのが普通なので、日本人のようにいかにお腹が目立たないかなんて考えた格好をしていたら尚更、妊婦であることに気づいてはくれません。

私は日本で妊婦生活を送ったのは妊娠初期のほんの2ヶ月程度なので、日本の事情は分かりませんが、出世率の上がっているフランス。その理由はもちろん社会的な保障や子供を産む女性への理解・社会的立場の保証など色々あるでしょうが、こういった些細な日常のマナーにもその理由があるかもしれないと考えてしまいます。

ちなみに日本でご高齢の方や妊婦さんが席の前に立つと寝たふりをする人いますよね?ああいった態度ってなんとなく分かるし寝たふりをされるくらいなら堂々と起きていてくれたほうがマシだと私は思います。。。