8.3.11

無痛分娩 その1

出産について、その時思ったこと、感じたことを記録しておこうと思います。

3月6日の夜中15時に身体の異変に気づき、お風呂へ。髪の毛を乾かして、荷物を再点検。病院からは、15分間隔で陣痛がきたら来て下さい、と言われていました。陣痛がその間隔になるのは翌日だろうと思い、とりあえずベッドに戻りました。

ところが、陣痛の間隔をメモしてみると6〜7分間隔!なんで??話と違うよね?と主人とあたふた。5時頃、痛みが強くなってきた私を見かねた主人が病院へ連れて行ってくれました。

陣痛が始まった時間と間隔を伝えると、助産師さんも首をかしげていましたが、とりあえず様子を見ることに。数時間後、痛みどめを処方してもらいました。朝食を食べて、少し歩いてきと、との指示で30分ほど朝の散歩へ。戻って診察を受けると、まだ出産には時間がかかりそうとのことだったので、一度家に帰ることに。

この時、陣痛は痛みどめの効果もあって、それ程ひどくはなかったけど、薬のせいか吐き気がひどくて…陣痛がきては痛みに耐え、吐き気がきてはトイレへ。もうてんやわんやでした(焦)。

病院からできる限り歩いたほうがいいとの指示を受けたので、主人と近所の森を散策。陣痛がくる度に立ち止まり痛みに耐える私、周りの人からしたら、あの人何してるんだろう?って感じだったと思います(笑)帰り途には痛みが増加…結局2時間くらい歩いてました。春めいてきた森を散歩するのは、とても気持ちよかったけど、痛みがくると本当に辛かったです。日本でも出産までに時間がかかる場合は、歩かされるって聞いたことあるけど、病院内のイメージ。フランスみたいに家の近所を散歩させられたりするのかなぁ?

帰宅後、痛みに耐えきれず再度病院へ。そのまま出産になりました。時折くる陣痛に悶え苦しむ私の横にいた助産師さんたち。ベッドに肘ついて全く関係ない話(夕飯がどうとか)で盛り上がってるし…そんな話してないで何とかしてよ!!って本気で思いました。

そして、出産4時間前にようやく麻酔をうってもらえました。その後、一度痛みが復活し、再度麻酔の量を調整してもらいましたが、麻酔後は天国。主人と産まれてくる我が子のことや他愛ない話をしながら過ごせました。この時間こそ無痛分娩のいいところだろうなぁと思います。

ただ、痛みがない分いきむのは一苦労。産まれてきたばかりの赤ちゃんを胸の上に抱いた瞬間に自分が出産したことを認識しました。

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