20.6.11

お食い初め

今週末は、ちょっと前に生後100日を迎えた娘ちゃんのお食い初めをしました。

日本で行うようにきっちりとしたお食い初めはできないけれど、娘にとっては一生に一度の行事、これから先、食べ物に困らないようにとの願いを込めて我が家の出来る範囲で行いました。

献立は、お赤飯、あさりのお吸い物、鯛、筑前煮、梅干し、そして小石。

まずはマルシェの魚屋さんで鯛を買って、お吸い物に使う蛤がなかったので、あさりを買いました。意味合い(良縁)を考えれば、あさりでもいいでしょうということで。

煮物用の野菜やこんにゃく、お赤飯用のもち米なんかは日本食材店の京子(写真左)へ。パリで筑前煮を作ろうとすると里芋、筍、牛蒡、レンコン、こんにゃく等、普段行くマルシェやスーパーでは手に入らないものばかりです。。。本当はお漬物も用意したかったのですが、いいものが見つからず断念。それにしても日本食材高い・・・(泣)。大体日本の3倍のお値段です。ということで、基本、日本食材店へ行くのは全商品が15%OFFになる毎月第3日曜日。それでも決して安いとはいえませんが仕方ないです。

日本食材や食器はそろえられる範囲でしたが、マルシェで主人が見立てて買ってきた鯛は大きくて立派。フランスのキッチンには魚焼き用グリルはないので、普段魚を焼くときは日本から買って持ってきた電子調理用の魚焼き網を使用しているのですが、今回買ってきた鯛は網に乗りきらないし、中まで火を通すのが大変そうだったのでオーブンで焼きました。

娘にはちょっとよそ行き用のお洋服を着せて、食事の準備も整ってようやくお食い初めスタート。主人が娘を抱っこして食べ物をお口に持っていきました。この時すでにお腹がすいていた娘ちゃんは、お赤飯を口元に持って行ったときには食べようとする始末(笑)。本当に食いしん坊です。

こうして無事にお食い初めを終えることができたのですが、ただ一つ、あさりのお吸い物を失敗してしまいました。どうやら鮮度が落ちてしまったのが原因らしいです。せっかく主人が娘のために買ってきてくれたのに残念なことをしてしまいました(泣)。

材料や道具はそろえきれませんでしたが、これから先、食いしん坊な娘が食べ物に困ることなく過ごせるように祈っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿