フランスって美味しいものたくさんあっていいねーとかよく言われますが、正直、日本のほうが安くて美味しいものがたくさんあると思っている私たち。
確かに一部のビストロや有名レストランでは美味しいフレンチが食べれますが、そこら辺のカフェやブラッスリー、ビストロなんかで出てくるお料理は、この値段でこれ?と思うことが多いです。
そんなグルメなフランス人が作る家庭料理はというと・・・なんと最近は多くの方が料理をしないそうです。というのもフランスでは出産後も女性は普通に働くので時間がないそうです。なるほど、と思う部分もありますが、日本でも働きながら育児をされているママさんってたくさんいるけれど、ここまでひどくはないと思うのは私だけでしょうか?
じゃぁフランス人は家で何を食べるのか?
夕飯は主にパッツ(パスタのこと)をくたくたに茹でたもの(フォークで切れる硬さがフランス人好み)、またはポム・ドゥ・テール(じゃがいも)、そしてこれまたくたくたに茹でて栄養素も何もかもすべて消えてしまったインゲン、あとはクノールやPicard(フランスの冷凍食品専門店)の温めるだけのスープ。ちなみにパッツはボロネーゼだのカルボナーラではなくチーズを絡めただけだったり。。。
一体これのどこがグルメなのか未だに私には理解不能です(笑)。
語学学校の先生も最近のパリでは「ママの味=Picard」だと言っていました。(田舎ではまた違うと思います)
ママの味がなくてもおばあちゃんの味というのは存在するようで、こちらは昔からの伝統料理だったり、丁寧に作られた温かいお料理が出てくるようです。今のフランス人が料理をしないだけなのか、仕事をリタイアした後に料理を極めていくのかは分かりません。
私はまだまだ料理の腕は初心者なのですが、「昨日の夕飯は?」とフランス人に聞かれ「これとこれとこれ」と言うと、そんな料理作れるなんてすごい!エライ!とか言われるのでちょっと気分がよかったり(笑)。
今日は病院で先生と離乳食の話をしていたら、いつの間にか自分たちの料理の話になってしまい、レシピやら便利野菜などの情報をゲットしてきました。こちらでは聞かないと教えてくれないので言ったもん勝ちのところが往々にあります。私もどちらかというと遠慮してしまうほうなのですが、ここ最近は図々しく色々と聞くことを心がけてます。みなさん話してみると意外と親切に教えてくれるんですよね。
今日教えてもらった便利野菜のうちの一つ、Picardの玉ねぎの薄切り。ここ最近野菜の値段が高いので1kgで1.6€は安い!炒めたりするときに便利です。
たまには手抜きも大事ですよね。
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