3.4.13

主人と娘

バスク地方最終日について書く前に今回の旅行で面白かった出来事を。

サン・セバスティアンへ着いてホテルへの道を探しているときのこと。車両通行禁止のため、なかなかホテルへたどり着けず、ホテルの方へ連絡すると、雨の中、従業員のおじさんがわざわざ迎えに来てくれました。

道が分かりにくいからと、駐車場まで助手席に乗って道案内してくれた親切なおじさん。ただ、英語が分からないようで、主人が英語で話してもスペイン語(笑)。しばらく英語を貫いていた主人もついには英語をあきらめ・・・フランス語に!?

おじさん、英語よりは語源が同じフランス語のほうが理解できるのか、二人の会話はフランス語&スペイン語に。聞いているこちらは、よくまぁこれで会話が成り立つものだと感心すると共に、面白くて仕方なかったです。わが夫ながらすごいなぁと思わずにはいられませんでした(笑)。言葉なんて手段に過ぎないんですね。

また、レストランでも英語が通じないならこれだ!!と口から出てきたのはイタリア語!?。なぜイタリア語??数字だけだったのですが、思わず「それはイタリア語だよー!!」と言ってしまいました(笑)。確かに似てますけどね。。。

そして、そんな主人の娘はというと、こちらもホテル滞在中にホテルの方(前記のおじさんじゃないです)と大の仲良しに。

今回泊まったホテル、とっても小さいホテルで、たぶん家族経営?アパルトマンの一室をホテルに改装したようなところで、ホテルの方は娘ちゃんと同じくらいの女の子のママさん、娘さんと旦那様も受け付けの後ろのお部屋にいました。(初日のおじさんは娘さんのおじいちゃんかな?)

お部屋はちょっと狭かったけれど、新しくてきれいな上に、毎日きちんと掃除してくれて、冷たいペットボトルのお水も無料で好きなだけ取ることができて、とっても快適でした。

娘ちゃん、ホテルの方に「アジア人のお友達は初めてよー」と言われ、ずいぶん色々と遊んでもらいました。受付で電話対応の真似をしては「bonjour」「au revoir」と言ってみたり、廊下を走り回ったり。「とにかくおしゃべりで元気ねー(笑)。とっても楽しかったわ」と言っていただき、こちらも大感謝でした。娘ちゃん、しっかりスペイン語の挨拶「hola」も覚えました(笑)。フランス語よりも言いやすいものね。

二人で電話ごっこ♪すっかり懐いています

たとえ国や言葉が変わっても、ずんずん進んでいける娘ちゃん、自分の子供ながらたくましいなぁ~、将来どうなるんだろう、なんて思ってしまいます(笑)。

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