31.12.10

Le Comptoir (ル・コントワール)

チュニジアからパリへ帰ってきて、王道系のフランス料理が食べたいねという話で行ったお店がLe Comptoir(ル・コントワール)。日本では有名らしく?(私は全然知らなかったけど)日本人のお客さんが多かった。ぎりぎりのタイミングで店内の席は全て埋まってしまい、テラス席へ。この日のパリすごく寒い・・・妊婦なのに。(パリでの妊婦特別待遇に少し慣れつつある私)

前菜はテリーヌを注文。
このテリーヌ野菜がたっぷりでフランスならではの濃いお味、そしてすごいボリューム。前菜の時点ですでにお腹が・・・


メインは牛肉の煮込み料理。お肉はとろけるほど柔らかいし、ソースは赤ワインが結構きいていてコクがあり美味しい。こちらも肉ということあってボリュームたっぷり。

ちなみに主人は豚足の料理を注文。


デザートはもちろん断念。今度くるときはメイン・デザートにしようと心に誓った私。

お料理はまさにパリのビストロ王道メニュー、お味も王道。
でもサービスがいまいち。なんてゆうか機械的。ビストロってもう少しアットホームというか「今日のおすすめは~だよ」とかこちらが質問すると色々教えてくれるんだけどね。食事が終わってすぐに会計のレシートを置いていかれたし。早く出て行けってこと?確かに普通のビストロよりお客さんの回転が速い気がした。予約ができないのもマイナスポイント。


住所:9 Carrefour de l’Odéon 75006 Paris
(4 、10番線Odéon)
電話番号:01 43 29 12 05
営業時間:平日7:15~18:00、ランチ12:00~、ディナー20:30~(予約のみ)
      土曜、日曜 カフェ・ランチ・ディナー7:15~23:00

30.12.10

2010年最後の検診

妊娠8か月(フランスの妊娠7か月)、今年最後の検診も特に大きな問題はなく一安心。
日本だったら師走のこの時期病院はお休みだと思うんだけど、年末30日にも検診を受けられるのはフランスならではかな。

いつもの秘書の方はバカンスでお休み?違う方が通訳さんを呼んでくれたんだけど、いつものごとくすぐには来ない。通訳さんが忙しくて来れなかったら(前に経験あり)・・・自分の言いたいことをフランス語で考える私。でも言いたいことを言うのはともかく、先生の言っていることを聞くのが大変なんだよね。いつになったらスムーズにフランス語で会話できるやら。この日は通訳さん、しばらくしたら来てくれたので安心。

検診では大きな問題はなかったもののヘモグラビンが足りないとのことなので薬を飲むことに。もともと低血圧で朝起きるのがつらい私、ここ最近朝に限らずふらつくのはこれが原因か。。。

今日の夕飯はブロッコリーのスープとcoque(あさりのような貝)を使ったパスタで鉄分摂取!

さてさて明日は大晦日、パリにいると年末という感じが全くしないけどね。夕食後はちょこっとおせちの準備です。

28.12.10

HAPPA TEI (葉っぱ亭)

「タコ焼きパリで食べれるって知ってた?」と主人から聞き、早速行ってみました、HAPPA TEI(葉っぱ亭)、最近できたばかりらしい。とりあえずdegustasionのタコ焼き3個を注文して食べてみたら、普通に美味しい。

お好み焼きなら家でも作れるけど、タコ焼きはさすがに作れないのであるとうれしいお店です。

ちなみに後日、日本人の知り合いと店内でお好み焼きも食べました。

できたばかりのお店のためかメニューに若干偏りがあって物によってはいまいちなものもありましたが、タコ焼きとお好み焼きは美味しいのでおすすめ。


住所:64 rue Sainte-Anne 75002 Paris
電話番号:01 42 96 60 40
営業時間:12:00~15:00/18:30~21:30

AZABU(麻布)

お寿司屋さんに行くはずが、お店がクリスマス休暇に入っていてお休みだったため、急遽予定を変更してAZABU(麻布)でランチをすることに。ちなみにミシュラン2つ星のレストラン、たまの贅沢です。

店内は日本のちょっと落ち着いた和食処といった感じで、フランス人が割と多かったです。

お通しはアーティチョークと肝を使ったお料理。

フランス人にも受け入れやすいであろう味付け。

前菜は茶碗蒸し。

出汁がきいていて美味しい。さすがプロが作ってるだけあるなという味でした。

メインは主人が和牛ステーキ、私のがお弁当。
お弁当には刺身盛り合わせが含まれており、この日食べれなかったお寿司を気にして主人が私のために選んでくれました。ちなみにお弁当のメインは主人と同じ和牛ステーキ。

お刺身、とても新鮮でした。何よりもこの和牛ステーキすごく美味しい!パリではめったに食べることのできるない脂身が入った柔らかいお肉(フランスでは脂身が少ない肉がほとんど。まさに「肉」食べてますという感じ)焼き加減もさっぱりなお味付もまさにプロの味という感じでした。家でステーキを作ってもこうはならないんだよね。
ちなみにこのお弁当ボリュームたっぷりで私一人では食べきれず、結局主人とシェアして食べました。

両隣のフランス人も私のお弁当に興味津々。こうゆう彩を考えた盛り付けはフランスではないからね。ちょちょこと違うものを食べれるのもお弁当の楽しみの一つだけど、フランス人三角食べできないからねぇ。
お隣のフランス人はお好み焼きを食べてました。こうゆう店で食べるお好み焼きをチョイスするのはちょっと面白い。まぁ庶民的なお好み焼きとは味が違うのかもしれないけど。
数人いる中で一人だけ私と同じお弁当を食べていたんだけど、しばらくするとそのお弁当がみんなの標的に。フランス人でもこうゆうことするんだねと、と主人と笑ってしまいました。(フランス料理では人の食事に手を出すことはNG)

デザートは主人は抹茶アイス、私が虎屋のマロンケーキ。

このマロンケーキとてもおいしかった。以前、虎屋パリで「chocolat au 羊羹」を食べたんだけど、これがこの組み合わせはないでしょう、という感じで正直まずかった。けど、今回頼んだマロンケーキは和洋折衷のバランスが絶妙。

パリで食べるちょっと贅沢な和食、家庭料理とは違う上品なお味に大満足でした。


住所:3 RUE ANDRE-MAZET 75006 PARIS
(4番線odeonから徒歩10分)
電話番号: 01 46 33 72 05
定休日:日曜、月曜

27.12.10

Boulangerie Aki

パリに最近オープンしたBoulangerie Akiに行ってみました。
パリのboulangerie(パン屋)で買うバゲット、クロワッサン、カンパーニュ等どれもとっても美味しいけど、たまには焼きそばパンとかメロンパンとか食べたいなぁと。
何を買うか迷ったけど、焼きそばパン、メロンパン、食パンを買いました。

焼きそばパンとメロンパン、懐かしい味でとてもおいしかったです。何よりお値段がお手頃。また気が向いたら行ってみようと思います。ちなみに食パンは冷凍庫へ。

初めてのNoël

パリで過ごす初めてのNoël(クリスマス)。
フランスでは家族でごちそうを食べるのが一般的とのことで、私たちもおうちでちょっとしたごちそう(そんなに大したものは作れないので)を作って食べました。

前菜は牡蠣。妊娠中で生牡蠣は控えるように先生から言われているので、この日は焼き牡蠣にしました。

主人が焼いてくれた牡蠣、焼き加減も絶妙で美味しかった。

前菜はほかにシーザーサラダとコーンスープ。


フランスでは売っていないコーンスープ(クリームコーン缶もない)、コーンホール缶を使って作ってます。主人の大好物。

メインはpintade(ホロホロ鳥)の丸焼き。マロン、プルーン、エシャロット、パン粉を炒めた物を鳥の中に詰めてタコ糸で縛って焼くだけ。

鳥を丸々1羽買ったのは今回が初めて。鶏肉屋さんに一番小さいのをお願いしたけどやっぱり大きい。でも1羽で12ユーロと意外と安くてびっくり。ホロホロ鳥、普通の鶏肉と違って臭みとかなくて本当に美味しかった。

チーズはMond'Or。

このチーズ実は今まで食べたことなかった。チーズフォンデュにして食べました。他の奥様方が言っていた通りこれは美味しい!しかもそんなに高くないし、またしばらくしたら買ってみようっと。

デザートはマスカルポーネチーズを使ったフルーツロールケーキ(ブッシュ・ド・ノエル風)。

ロールケーキ、フランスでは売ってないから久しぶりに食べた。中のクリームも果物で作ってるから甘すぎず、美味しかった。見た目がちょっといまいちなのは手作り感ということで許してほしいところ。

お料理はなんとか失敗しないで作れたので一安心。来年はもう少しレベルアップできるようになりたいな。

24.12.10

Lenôtre (ルノートル)

パリでよく見かけるパティスリー「Lenôtre」。
私はついこの間まで日本の不二家みたいな感じでしょ、と思っていました(笑)
先日、買い物帰りにLenôtreでケーキを買ってみようと主人とお店に入って、自分の考えが間違っていたことに気づきました。ちょっとFAUCHONを思わせる店内。当然お値段もそれなり。思わず「意外と高いんだねぇ」と主人に言ったところ、「一応老舗だからね」と言われてしまいました。へぇ~、そうだったんだね。

で、主人はチョコレートのケーキ、私はマンゴーのケーキを買いました。
お味は、チョコレートケーキは甘すぎず美味しかったらしい。マンゴーは周りが生クリームだと思って食べたら、砂糖菓子のようで甘いしちょっと人工的なお味。

近所のマルシェ

いつも利用している近所のマルシェ。
将来生まれてくる子のためにも野菜はできる限りBIOを買うことにしてるのですが、ここには日本でおなじみのパリでは手に入りにくい野菜が手に入るので本当に重宝してます。

そのひとつがかぼちゃ。フランスのかぼちゃは日本の物とは見た目も味も全く違います。フランスのかぼちゃを煮物にしても全然美味しくない、どころか水っぽいせいかべちょべちょに。かぼちゃ独特のホクホク感はなく何やら人参みたい?とっても繊維質です。

ということで、この貴重なかぼちゃを使って、かぼちゃコロッケとかぼちゃスープを作ってみたら、これがとっても好評。


お次は白菜、冬の定番に欠かせない食材。もちろんフランスのスーパーには普通はないです。(近所のモノプリで最近発見!)

続いて、ゴボウと大根。ごぼうはきんぴらごぼうを作ったところ美味しかったのでリピート決定。
大根は秋ごろに買ってうん?これって本当に大根?というお味(中身がすかすかで美味しくなかった)だったので買うのを控えていましたが、この間再度買ってみたところ、美味しい。やっぱり時期がくるとおいしくなるのかしら。


そして青梗菜。こちらもフランスではなかなか手に入りませんが、マルシェのおばちゃんが「今日は青梗菜(フランス語で何て言うか忘れてしまいました)入ってるよ。」と声をかけてくれたので、購入。おばちゃん、青梗菜は中国の野菜で日本の野菜ではないけどね、いつもありがとう。

もちろん、いつもうまく日本と同じ味というわけにはいかない。
失敗した野菜は数知れず・・・たとえば柿を買ったら渋くて食べれなかったし、サツマイモは中がオレンジ色で人参みたいな味で煮物にしたらまずかったり。

お料理、なかなか難しい。

パリのクリスマス

初めて過ごすパリでのクリスマス。
パリのイルミネーションは街をとても華やかにしています。


やっぱりテレビで観るより断然きれい。
でも、とても寒い。。。しかも今年は23年ぶりの大寒波だそうで、雪の日も多く寒いのが苦手な私はちょっとげんなりしてます。妊娠中、雪で滑ったら大変なので雪の降った日は細心の注意を払って出かけます。

記録的な大雪の日、この日は学校もお休みしてました。


さて、明日がノエルということで私も準備に追われていました。
明日くらいは腕によりをかけてごちそうを作る予定です。
ちなみにノエル当日は、いつものマルシェもお休みかもしれないので材料は既に買ってあります。準備は万端。主人も明日の食事を楽しみにしています。うまくできるといいな。

Le cinq(ル・サンク)

結婚記念日、パリの2つ星レストラン Le cinq(ル・サンク)でお食事。
ホテルのロビーにはきれいに飾り付けられたクリスマスツリーが。
いつかこんなホテルに泊まってみたいものです。

さてレストランはといえば、こちらもさすが星付きという雰囲気。
まずはアミューズが登場。ウナギやワサビなど日本料理でもおなじみの素材が使われていて食べやすかった。


この日は、アラカルトで注文。

私の前菜はマテ貝、ホタテ、アワビなどを使ったもの。ちなみに3つで1つです。
前菜だけで盛りだくさん。



主人の頼んだ前菜。もちろん私のと同様3皿くらい出てきました。


メイン料理はシェフのスペシャリテであるジビエのお料理。
その迫力に私たちはもちろん、他のテーブルのお客様方も驚いていました。


ジビエだから癖があるかなぁと懸念していたものの、独特の臭みもなくお肉もとろけるほど柔らかい。中にはフォアグラも入っていて贅沢な一品でした。

デザートの前にお口直し。チョコレートのムースです。


そしてデザートはチョコレートのスフレ。
お腹は当然いっぱいだけどデザートは絶対欠かせません。

濃厚なチョコレートとふわふわのスフレがたまらない!

デザートのあと、お茶とともに1口サイズのお菓子が出てきた。
すべてを食べ終えたころにはもう2人してお腹いっぱい。どのお料理もとてもおいしく、大満足なランチになりました。とても良い結婚記念日を過ごすことができました。

チュニジア土産

チュニジアで買ったものはこんな感じ。


・ファティマの手のペンダントトップ(お守り)
・スカーフ(1枚は母へのお土産)
・チュニジアンブルーの扉の壁掛け(1つは実家へのお土産)
・オリーブ
・オリーブの石鹸(義母へのお土産)
・ハリッサ
・ラクダの置物
・サフラン
・ポストカード
・デイツ

いよいよ最終日

最終日は古都ケロアンへ。ここはイスラム発祥の地だ。
北アフリカ最古のグランドモスクはキリスト教の教会とはまた違って、圧巻。



ケロアンのメディナでちょっと素敵な色のスカーフを発見。お店の人「2枚買ってくれたら安くするよ」とのことなので、母のお土産にも1枚購入。パシュミアだけど安い!普段使いにはちょうどいいかな。(写真は後程アップ)

さてさて、ケロアンのメディナを物色中にお腹の調子が・・・
ここまで何とか食べ物に当たらず旅行を続けてきたのに、やっぱり駄目だったか。
妊娠中、あれだけ気を付けていたのに。幸い、症状は重くはなかったのと最終日だったのが救い。


色々あったけど、今回のチュニジア旅行とても刺激的で楽しい旅だった。連れて行ってくれた主人に感謝。きっと妊娠中の私をチュニジアに連れて行くのは少し気がかりな点もあったはず。(お腹壊す心配もあったし、衛生的にね)、ありがとう。

さてさてパリへ帰国。落ち着いたら美味しいお料理とデザートが食べたい!

そういえば、私がお腹を壊した日に主人もダウン。お腹が強くない私たち、一生に一回はインドへ行ってみたい気持ちはあれど、無理だねと苦笑。

本物の5つ星ホテル?

この日は山岳地帯を離れてスースへ移動。
ここはビーチリゾートとしても知られている場所、山岳地帯とは全く異なる景色にちょっと安心。(蠅もいなくなったしね)


この日のホテルはチュニジアに来て初めて安心できたホテル。
(もちろん一般的に想像する5つ星ホテルとはかけ離れている気がするけどね)
一応プライベートビーチもあった。


チュニジア旅行もいよいよ最終日へ。
そろそろフランスの美味しいデザートとお料理が食べたいねと主人と私。

驚愕の5つ星ホテル

この日はガフサの5星ホテルに宿泊。
ちなみにここは観光するような物は何一つない。

このホテル、1日目のホテルとは違う意味ですごかった。

ガイドブックによると「人工的にきらびやか」とのこと、ロビーに入って納得。
そして部屋に入り驚愕。主人も私も人生初の5つ星ホテル。5つ星でもピンキリなんだねー。。。

山岳オアシスの村々

レザールージュを降車して、道なき道を4WDでがたがた。
山岳オアシスと呼ばれる村々を見学。

まずはミデスのこの景色、カラフルなスカーフがとても映える。


続いてタメルザへ。この景色、まるで映画の世界に迷い込んだよう。

最後にシェビカへ。ここでちょっとハイキング。妊娠中の私、こんな姿を親が見たら・・・それでも細心の注意を払いながら谷底へ降りていくと湧水が出る泉があった。


この辺りにはレストランと呼べるような店はなく、ガイドさんの連れて行ってくれたお店で昼食をとった。
お味は・・・特に触れないけど、パリでの食事とのギャップがすごい。
ちなみにこの山岳地帯は蠅が多くて絶えず蠅を払いながらの食事と移動。これには参った。。。

19.12.10

レザールージュ

チュニジア旅行3日目、いよいよ楽しみにしていたレザールージュに乗車しました!



列車が発車して、しばらくすると辺りの景色は一変、雄大な自然が!すごい迫力です。

途中でちょっと列車から降りて実際にその土地を歩いてみました。


目の前に広がる絶壁、昔はこの辺りの川も豊富な水があったらしいです。それが今はこんな景色、自然の力ってすごいなと感心させられました。


ここまで遠い道のりだったけど、来てよかった~と心からそう思いました。

12.12.10

トズール

飛行機にてトズールに到着。
なんだか周りの景色は一転、砂っぽい景色が広がる。
ここへ来て改めてアフリカへ来ているんだなぁと実感。

まずはトズールを散策。日干し煉瓦で作られた家々と狭い道は
なんだか映画の世界に迷い込んだよう。(実際に道に迷ったけどね)

何よりも驚いたのは、外にいる人はみんな男性だということ。
女性はほとんど見かけない。やはりチュニスとは違ってイスラム色が強いのだろう。

この日はガイドブックにのっていたル・ミナレットで食事をした。
店内は個性的な感じだが、料理はデザートを除いてチュニジア旅行中で一番美味しかった。

付け出しはサラダ・メシュイーヤという焼き野菜のサラダ。

前菜はメルゲズ(チュニジア版ウィンナー)とドワ・ドゥ・ファトゥマ(春巻きのようなもの)。


続いてメインはブロシェットとヤマメの塩焼き。ブロシェットは火加減が抜群だった。


デザートはデイツのケーキとチュニジア菓子の盛り合わせ。
やっぱりデザートはフランスには敵いません。