4.5.12

Berliner Philharmoniker
ベルリンフィルハーモニー

昨日はGustavo Dudamel指揮のベルリンフィルハーモニーのコンサートを聴きにSalle Playelへ行ってきました。

ベルリンフィルの演奏を聴くのは初めてで、ずーっと楽しみにしていました!何度も書いている通り、日本だとチケットを取ること自体が難しいので、心の底からパリに住んで良かったぁと思ってしまいます。(お値段もそこまでバカ高くないですし)

さて、席についてびっくり!なんと最前列中央!そして、真上で演奏する指揮者と演奏者が近い!!!本来ならもう少し後ろの席のほうが言い音色が聴けるんでしょうが、これはこれでなかなかない貴重な経験でした。

目の前、というか目の上の至近距離に指揮者が立ちます
演奏は前半がベートーベンの交響曲第五番、後半はシュトラウスのAlso sprach Zarathustra(ツァラトゥストラはこう語った)。どちらもとっても有名な曲なだけに期待も高まります。


演奏はと言うと・・・もうとにかく素晴らしくて感動しっぱなしでした!!!今まで聴いた演奏の中で一番良かったです。(といっても私が聴いている数なんてたかが知れてますが・・・)特にベートーベンの交響曲第5番は今まで色々な演奏を聴き、ティーレマン指揮のウィーンフィルの演奏も聴きましたが、どの演奏よりも迫力、重厚感が圧倒的で、だけれど、とてもまろやかな深みのある音色が心地よくて、感動しました。


後半のシュトラウスも出だしからとにかく圧倒されっぱなしでしたが、特に素敵だったのは後半部分のコンマスのソロパート。というのも目の前にいるコンマスの方が奏でる音色は、まるで自分のために弾いてくれていると錯覚できるほど音が近く、幸せな時間でした。


それにしても今回のこの席、演奏全体を聴くにはちょっと・・・な席でしたが、指揮者が歌いながら指揮をする様子や、演奏者の表情、会話(言葉はわかりませんでしたが)を見ることができ(中には目があって笑いかけてくれた演奏者の方もいました)、個々の演奏者(ヴァイオリン、ヴィオラの第一演奏者)の音色を聴くこともできて、とっても楽しかったです!!!日本だと最前列って言ってもこんなに近くはないと思うので、貴重な経験です。


繊細な音色のウィーンフィルもいいけど、私個人的にはベルリンフィルのほうが好きかもしれません。もちろん演奏曲、指揮者次第ですが。


とにかくこんな素敵なコンサートへ行けて幸せです☆あぁ~来年も行きたいなぁ。次回行くときはもう一つ上のいい席にしようと決めてます(笑)。




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2 件のコメント:

  1. この前のウィーフィルのブログが4月24日、オペラ座の
    見学が5月2日。
    そしてベルリンフィルの「運命」が5月4日!
    これこそゴールデンウィークですね。

    私は西宮芸文センターの佐渡裕指揮「運命」が取れずに
    音の悪い明石市民会館でやっと聴いたのに・・・。

    世の中にこんな不公平があっていいものか。と涙で枕を
    濡らしています。

    今年の夏は関西の電気が危なそうなので、本気でパリに
    避難しようか、などと考えていますが、夏のパリは何も
    ないし・・・。ああ悩ましい日本の夏です。

    音楽だけでなく、演劇でも絵画でも、パリの暮らしを
    ご満喫下さい。

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  2. ウィーンフィルやベルリンフィルは毎年この時期にパリ公演へ来るみたいで、贅沢な数週間になりました。

    それにしても日本だとチケットを取るのが大変ですよね。
    私は関西のコンサートホールについてよく知らないのですが、せっかくいい演奏を聴くなら音響のいいところで聴きたいですもんね。

    日本の夏は蒸し暑い上に節電。夏のパリはコンサートもないですし、バカンスでお店もやってなかったりするので、せっかく来てもちょっと残念。

    なかなか悩ましいですね。

    返信削除