18.5.11

フランスで子育てしてみて思うこと

妊婦のときもそうでしたが、娘を抱っこしてバスに乗るとほとんどの場合、席を譲ってくれる方がいます。娘ちゃんも最近は重くなってきているし、バスは石畳を走るときなんかは結構揺れるので、座れるるととても助かります。若い子でもお年を召した方でも席をさっと譲る。何気ないことですが、こういったマナーについてはフランス人はすごいなぁと改めて感心してしまいます。

また、娘を連れて外へ出ると必ず誰かしらに「あら小っちゃい、いくつ?」と話しかけられます。話しかけてくる方はほとんどが40代以降の女性。まだまだ新米ママな私、外出先で全く知らない方に話しかけられて、アドバイスをいただくこともしばしばあります。例えば、公園で「お嬢ちゃんに日差しがあたっているから、向きを変えたほうがいいよ」とかパン屋さんで「今日は少しその格好だと寒いんじゃない?何か着せてあげたほうがいいわよ」などなど。人によっては余計なお世話ととるのかもしれませんが、私としては、こういったアドバイスをしてくれる方は本当に親切心から言ってくれているのを感じる(決して~しなさい、という口調ではないので)ので、とってもありがたいなぁと思っています。ましてやここは外国、日本とは違った事情があるので、分からないことや自分では気づかないようなこともたくさんありますし。

日本人はよく見て見ぬふりをしますが、その人のためになることであれば、きちんと伝えてあげるのが優しさじゃないかなぁと思います。

他人に優しくするのには心に余裕がないとできないこと。私もついつい自分のことでいっぱいになってしまうこともありますが、そうゆう時は少し肩の力を抜いてリラックスできるようになりたいと思います。

2 件のコメント:

  1. はじめましてikumiと申します。
    時々東京の恵比寿のカフェで絵の個展を開いています。
    ブログには時々遊びに来ていますよ。
    パリでの生活を楽しんでいますね♪
    特にお料理など参考になります。
    育児をしながらも勉強をされて、頑張ってますね。

    フランス人の印象はお高く止まってアジア人を上から目線でみているという印象でしたが
    大阪のオバちゃんみたいな?人懐こい人達もいることに安心しました。そうですね、特に東京では見て見ぬふりをしている人はいると思います。電車の中ではまだお腹が目立たない妊婦さんが「お腹に赤ちゃんがいます」というタグに気が付かず目の前でいいオトナが席に座ってゲームに没頭していたりして・・・

    本当に他人に優しくするのには自分の心に余裕がないとできないことですがそれでも何か簡単なことでも「ありがとう」と言われるような事をした時は自分でもその日一日が明るくなれますよね。

    これからも楽しく美味しいブログにまた遊びに参ります。

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  2. ikumiさん、
    はじめまして。いつもブログを読んでくれてありがとうございます。

    私もパリに住むまではフランス人に対してikumiさんと同じような印象を抱いていましたが、実際に住んでみると必ずしもそうゆう人ばかりではないです。もちろん人によりますが(笑)。

    フランスでも日本でも最低限のマナーを身につけて快く毎日を過ごせるといいですよね。

    ぜひまたブログを訪問していただけるとうれしいです。

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