19.7.11

Fajitas (ファヒータス)

先週末はメキシコ料理を食べにFajitas(ファヒータス)へ行ってきました。

なぜメキシコ料理なのかは自分でもよく分からないのですが、ちょっと前に夜中突然タコスが食べたくなったのです。学生時代にメキシコに留学していたことがあるので急に懐かしくなったとか(笑)?そういえば、日本にいるときもスペイン料理なら食べに行ったことはあるものの、メキシコ料理は食べたことなかった気がします。

お店はOdéon(オデオン)の近く。この辺り、以前は何度も通ったことがあるけどそんなお店あったっけ?と主人と首をかしげながら歩いていくと、お店を発見。やっぱり何度も前を通ったことがあったけれど、一度たりとも気にとめなかっただけでした。

店内はわりとこぎれいにしてあって一安心。

メニューを見ると懐かしい名前のものばかりでしたが、名前を覚えていても実際にどんな食べ物かは忘れてしまっていて、主人にも説明できず・・・あまり意味がなかったです(笑)。

とりあえずお店の看板メニューのfajitas(ファヒータス:タコスのようなもの)を主人が頼み、私はenchiladas(エンチラーダス:トルティーヤの上にソースがかかっている料理)を頼みました。enchiladasのほうは赤・緑・モレの3種類のソースから好きなものを選べました。ここは無難に赤か緑にしようとも考えていたのですが、どうしてもモレソースが気になって、迷った挙句思い切ってモレソースにしました。

モレソースとは、カカオと唐辛子、トマトや玉ねぎなどの野菜を一日かけて煮込んだソースで色は黒に近い茶色です。説明だけでも怪しいこのソース、メキシコにいた際にチャレンジして3口でギブアップしたソースです。。。それ以来、一度も口にしたことがないのですが、もしかしたら、たまたま食べたモレソースが美味しくなかっただけかもしれないし、フランスで食べたら意外と洗練されていて美味しかもという淡い期待を寄せていました。

ちなみにモレソースを注文した際に店員さんがあなたモレソースが何かわかっていないでしょう(笑)と言わんばかりに「モレソースというのはね・・・」と説明し始めたので、主人が「彼女はモレソースを知っているから大丈夫」と止めてくれました。つまり普通の人は選ばないんでしょうね(笑)。

注文してからあっという間に料理が出てきました。fajitasはメキシコで毎日のように食べていた料理が見違えるように洗練されて出てきました。

チリソースが全然辛くなくてちょっと残念でしたが、それ以外はとっても美味しかったです。

そして、肝心のモレソースのenchiladasは・・・

相変わらずの不思議ソースでした。。。(ソースの上に乗っかっている白いものはチーズです)決して不味くはないんですけど、チョコレートのような甘さと微妙な辛さ・・・何とも言えない味でした。これは今後食べることはないかなぁ。ちなみに初めてモレソースを食べた主人は最初無言、そのあと「体が拒否する味だね・・・」と一言(笑)。

メキシコで毎日のように食べていた料理、フランスでは洗練されていて、とても食べやすい味になっていたと思います(モレソースは例外です・・・)。何よりも久しぶりにメキシコ料理を堪能できてとっても良かったです。値段も安いし、このお店はテイクアウトもできるようだったので、また何かの機会に食べたいと思います。今度は絶対fajitasにします!


住所:15 rue Dauphine 75006 Paris
電話番号:01 46 34 44 69
営業時間:12:00~23:00
定休日:日曜、月曜

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