18.4.11

初めてのkinésithérapeute(キネ)

フランスでは産後の母体ケアがとても進んでいて、産後1ヶ月くらいからお母さんたちはこのkinésithérapeute(キネ)と呼ばれるリハビリに通い始めます。もちろん保険対象のちゃんとした治療です。

具体的には、出産によって緩んだ股の筋肉を鍛えてもとに戻すための治療を行います(他にもお腹の筋肉をもとに戻す治療もあります)。ここを鍛えておかないと将来、尿漏れを起こす割合が高くなるらしいです。

せっかくフランスにいるんだから受けてみるべきでしょと、地元のkinésithérapeute(キネ)に予約をとって行ってきました。

何するのかいまいちよく分からなかったし、フランス語だし・・・という不安がありましたが、治療そのものは本当に単純。股の筋肉に力を入れたり抜いたりするだけ。私は出産の際に産道が狭く、損傷が激しいと主治医に言われていたので心配でしたが、今日の治療の結果はそこまで悪くなかったようで、ちょっと安心。ひどい人はくしゃみや咳をすると尿漏れを起こしてしまうらしいです。

ちなみに治療は10回程度ですが、もちろん自分で意識して繰り返し鍛えることに意義があるとのこと。子供を産んだからと自分を甘やかすことなく、しばらく頑張って鍛えてみようと思います。

2 件のコメント:

  1. キネに関心があり訪問しました。
    私は千葉でピラティスの指導をしていて、マタニティや、帝王切開後のピラティスがちょうど、骨盤底筋をトレーニングするものだったのと、キネについて以前から知っていたので、日本にも広められないかと思っています。フランスのキネ士さんは国家資格なのでしょうか?いきなりの訪問で質問し、失礼いたしました。パリ生活、満喫されてください。

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  2. shoukoさん、こんにちは。
    フランスのキネは確か国家資格だったと思います(定かではなくてすみません)。こちらでは産後のキネは保険適応なので、ほぼ無料で通うことができます。キネは老後の尿漏れなどにも効果的だというようなことを先生から聞きました。
    日本でもこういった産後のケアがきちんとあればいいのにと私は思っているので、ぜひ日本でも広めてください!

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